日の名残りのレビュー・感想・評価
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執事と言う職業とその時代
執事やメイドなどの職業は屋敷に住み込みが前提になっていて、自由がきかない。その中で、世界情勢の話をしている主人たちの話も聞かないようにし、世間知らずになっていっている自覚もなく、自らの意見など考えたこともない。執事と言う仕事に専念したばかりに自分の幸せを考える暇もない。その時代の特殊な不自由さが全編の不安感のある曲で表されている。(ずっと何か起こるのかしらと不安になってましたが、淡々と物語は進む、笑)
格調高き悲哀と虚無感
ただでさえ如何なる時も人前で感情を表さないと評されている人物が主人公ですから、本当に注意深く観ていないと、心の機微を見逃してしまいます。
また観れば観るほど、考えれば考えるほど、色々なことに気付かされる内容です。よって感想をまとめるのに苦労する作品でした。
Lord Darlingtonの館に長年勤める執事Stevensの現在と約20年前の回顧録。
要人を招いて小規模の国際会議を開ける豪邸は、現代で言うなら高級ホテルの役割を果たしており、使用人達はさながら住み込みのホテル従業員といった感じ。
ちなみに家長に仕えるbutlerは男性使用人達を、女主人に仕えるhousekeeperは女性使用人達を統括する役職で、butlerとhousekeeperは対等、もしくはbutlerが少し上とのこと。
仕事一筋の執事だった父親を尊敬し、自身も完璧な執事として使用人達を取りまとめるStevens。
“A great butler must be possessed of dignity in keeping with his position.”
執事とは立場相応の品格を携え、英国の秩序と伝統を示すべきであると。
そしてその「品位」を維持するために、英国紳士向けの馬鹿丁寧で回りくどく「気高い」会話に付き合える語彙力を習得しているし、私的感情を極力抑えるべく、親の臨終の際も取り乱さずに職務を優先する。
欠員を出して業務に支障をきたす使用人同士の恋愛結婚はご法度なため、若く美しい女性を意識的に避けている。
そんなStevensのプロ意識を支えるのは、生まれも育ちもそして中身も、自分より「遥かに上であるはずの貴族」に、使用人の誰よりも身近に接してどんな要求にも全身全霊で仕える特権と、それに相応しい品格への自負だったと思います。
しかしドイツに宥和的であった Lord Darlingtonは、戦後国賊とまで呼ばれてしまう。戦前なら仕えていたことが自慢にすらなったであろうに、今では面識がないと嘘を付くStevens。
貴族という名の素人政治家は、所詮温室内で国際情勢を討論しているだけで、欧州の現実も、大多数の国民感情や庶民感覚も理解することはない。また、高貴な主人に非の打ち所のない執事という理想に囚われた使用人は、邸内で起きる不都合や不道徳から目を背け、思想も無ければ現実を知ろうともしない。確かに雇い主の指示を無視すれば職を失いかねませんが、現状分析と思考を放棄してひたすら職務に邁進する姿勢は、アイヒマンにも共通するでしょうか。
結局Lord DarlingtonもStevensも井の中の蛙で、戦争により外界に晒されて初めて自らを省みるのです。
KentonやBenn、Cardinalは、Stevensと腹を割って話そうと試みますが、彼から本音を引き出すのは容易ではありません。模範的執事として生きる内に、感情に蓋をすることに慣れ過ぎた彼は、経験ないほど溢れんばかりの想いが募ってようやく、そのやり場に困るのです。父親を亡くしても、信頼する女性の退職を知っても、瞳の奥に僅かな狼狽が宿るのみで、問われれば疲れていると答えるだけ。人として情緒が病的に鈍化しているように見えて、alexithymia (失感情症)かと思いました。
一方で、Kentonは不安定な社会においても善悪の価値観が揺らがず、自身の内面を厳しく客観視できる、比較的感情表現の豊かな女性でした。
初鑑賞時は、彼女がStevensの一体どこにそう惹かれるのかが理解できませんでした(^_^;)。Stevensの回顧録なので、彼にとって都合良く解釈されているのではないかとすら考えました。人として、女性として、必要とされたい願望が特別強い彼女なら、尚更相手からの反応を重要視して恋愛感情を募らせるものと思ったからです。でも観返してみると、KentonはStevensが好きなのだと言うことがよく分かりました。臆病だから辞められないと聞いて、Stevensが口籠もりながらも、彼女がいかに貴重な人材か伝えるシーンがあります。最初は小馬鹿にされて見返してやろうと反発していましたが、仕事に厳しい上に滅多に褒めない彼が働きぶりを認めてくれている、自分はこの職場に必要とされていると知って、とても嬉しかったでしょう。彼女は結婚よりも仕事に価値を見い出している女性です。KentonがやたらStevensにちょっかいを出し始めるのはこのシーンの後です。
可愛い子は見ないようにしてるんでしょ?と談笑する所があります。あの子のこと可愛いと思う?と聞くのは、その男性の好みを知りたい時です。つまり気になる男性にしかこの手の質問はしません。こんなJKレベルの小ワザを意識して書かれているかは知りませんが(^_^;)、KentonがBennにこういう質問をするとは思えません。
Stevensの方はKentonをどう思っていたかと言うと、Bennの前でうっかり本音が出ています。
“I'd be lost without her.”
その直後、ごく自然に取り繕いますけれども、Bennは気付いたと思います。
Stevens Sr. が倒れてもなお、握って離さなかった掃除道具カゴ。その硬くなった指を引き剥がしたのは息子のStevensでした。失職することを恐れた父親を、まるで仕事から解放する暗示のようでした。そして、Stevensが握りしめていた恋愛小説本をその手から離したのはKentonです。物語の中ではない、現実の恋愛へのきっかけが解き放たれた瞬間でした。しかしStevensは何も行動を起こさず…、その後のKentonは落胆して泣いてばかりに(T_T)。
後半にCardinalが、Lordの過ちを正して救うべきだよね!と息巻いている時、StevensはKentonの結婚のことを同時に考えているように見えます。彼女を(も)誤った判断から救うべきなのだと。でもやはり自分の立場なるものをわきまえてしまいます。。
20年後にKentonとStevensが再会する場所は、ちょっとした大人のデートスポット風に見えるんですよね。地元を知るKentonが場所を指定しているはずですから、孫の誕生を知る前に再会できていたら…と考えずにはいられません。Bennのタイミングには恐れ入ります(^_^;)。
終盤にStevensが茫然と浮かべる大粒の涙が切ないです。Bennと同じか、それ以上に、自分もKentonを必要としていたのに、それを伝えられなかった後悔。彼女の本心を受け止められなかった自責の念。
Kentonも別れ際にまた泣きますが…、こうして再会できたのは2人にとってとても良かったのだなと。
結婚せずに同僚としてずっと一緒に働き続けるのが幸せな2人なのか分かりませんが、4回鑑賞したら、もう品格とか気にしないで、来世ではちゃんと結ばれろ!って思いましたね。
結局、Stevensが唯一心情を思い切り吐き出すのは、ワインボトルを誤って割ってしまった時だけでした。
感情を激しくやり取りする恋愛という行為は、人間の品位を損ねるのか…
確かに、花と蜜蜂と小鳥のようにはいきませんね…(^_^;)。
多くの人は一日のうち夕刻を最も楽しみにしているのだと言うKenton。
旅の途中、Stevensがガス欠で困るシーンの黄昏は、それはそれは見事な情景でした。
父親との最期の会話も夕方でした。
必死で走った人生も、折り返して終わりが見えて来た頃が一番美しいものなのでしょうか。それとも逃した数々の好機への喪失感が、生命と時間の不可逆性を痛感させ、湧いて止まらない愛惜により、余命が一層輝くのでしょうか。
心を無にしようとあらゆる感情や思考の流れを麻痺させながら、意思が全くない訳ではないという、Anthony Hopkinsの虚ろな眼差し加減が絶妙でした。
原作とは異なる箇所が幾つかあり、映画の方が、Stevensの掴み所のない哀愁を一層際立たせている感じがしました。
映像も洗練されており、久々に成熟した作品を観て、ずっしりと響きました。
“..... there are times when I think what a terrible mistake I made with my life.
——- Yes, well I'm sure we all have these thoughts from time to time.”
“...... for great many people, the evening is the best part of the day.”
大人だからこその歯痒さか?
近くにいるのに親の死を看取れない、信頼し言葉にしないが相思相愛の女性との別れ。アンソニーホプキンスの主人公は、職務に忠実で「私」を殺してしまった。それは仕事への誇りと責任感なのか? 何か見ていていたたまれない歯がゆい思い。 彼女の涙を見て、彼はこの再会ですっきりしたのか、とても気になる。あの涙をみる限り、後悔の念が押し寄せていたのではないか?
理想を追った英国貴族と没落、そして家主交代という時代背景をからめて奥深い作品だった。
結局どう生きるかなのだと思う
『どう生きるか』
今作のテーマは、これに尽きると思います。
スティーブンスは、自分の人生も周りのことも俯瞰して生きてきて、ラストで後悔の様なものを見せました。人生は一度きり。スティーブンスから、観客は自分の人生を振り返りこれからの生き方に気づかされるのではないでしょうか。原作を読んでみたくなりました。
見応えあり
悲しいまでに己の人生を捧げた執事
アンソニー・ホプキンスが演じる、自我を無くし仕事に全てを捧げる執事は、美しく荘厳な屋敷の主人を訪ねるありとあらゆる高名な人間たちからも高くその仕事を評価される。
しかし悲しいまでに謹直で、誠実で、真摯。
最後の最後まで、愛する人とは結ばれず。
正直、感情的で他人の領域にズカズカ入ってくるミス・ケントンに全く感情移入ができなかったけど、それほどまでしても何も変えられなかった彼の仕事への思い。
というかもう自分でもその束縛を解くことが出来なかったのでしょう。
その忠義心に感心しつつも、悲しい人でもあったなという、ほろ苦いくしみじみとする映画。
偉大な執事とは 立場に見合う品格を持つ…
BSプレミアムで初鑑賞。
あらすじを読んで想像していたストーリーとは違い…不穏な音楽に不穏な空気が漂っていました…(^^;
最初は鼻持ちならないスティーブンスにイライラしながら観ていましたが、徐々にこれが執事としての在り方なんだと理解できるようになりました。
パパのエピソード約一時間、何かの伏線かしら…と探りながら観ていましたが、スティーブンスのスタンスを表すためだったのかなと解釈しました。でもちょっと長いかな…😅
思いを伝えられないもどかしさ、切なくなりますね…。そこで黙って抱きしめろ!と何度思ったことかwww
でも、それも1つの愛の形なんですかね…
スーパーマンや若いヒュー・グラントも出ているので、その点でも楽しめました♪
悔いすらも?
よかった
執事が主人公で貴族みたいな富豪の豪邸が舞台でのドラマというのも、バットマンくらいしか馴染みがなくてあまり関心がないのだけど、見ていたら面白かった。アンソニー・ホプキンスが凄腕の執事で、お父さんと2代続いて執事なのもすごい人生だ。控えめにしているのが仕事のせいか、自分が主役にならず、恋のチャンスをのがしてしまう。
忠節・滅私奉公
政治への関心が高く、伝統を重んじ騎士道精神を具現化したような英国貴族ダーリントン卿(ジェームズ・フォックス)に仕えた典型的な執事スティーブンス(アンソニー・ホプキンス)の物語。
35歳のカズオ・イシグロは3作目にして、これぞ英国という自身のアイデンティを示すような作品を書き上げた。舞台は英国なのだが忠節・滅私奉公を美徳とするような使用人像、自己抑圧的な恋愛観はどこかで古い日本人気質と通じる気もする。フランスの意趣返しともいえるベルサイユ体制はアンフェアすぎるという英国貴族の気質がヒットラーに政治利用されたというダーリントン卿の話はフィクションとしてもウォルドーフ・アスター子爵というモデルは実在したらしい。
派手なアクションも事件もないのだが見入ってしまうのは名優たちの好演によるのだろう。
満足、飽きずに見られる
カズオイシグロの作風を知る!!
言葉遣いは丁寧ですが、会話内容が知的という訳ではなく、ほんのりユダヤ風味で味付けしたという雰囲気映画だと思います。村上春樹はカズオイシグロの真似をして、歴史問題の記述を取り入れたのだなと気づいた事だけが収穫でした。
悔いのない人生なんて・・・。
「日の名残り」もっと理解したかったので今日で2度目です。
私が若い頃観たり読んだりした素晴らしい本、映画を彷彿させる作品で感激しました。
長編小説を、読み終わった後の満足感も味わえました。カズオ・イシグロさん凄い!
主人公のスティーヴンは絵に書いた様な執事でダーリントンホールでは
きわめて重要な人物ですよね。”忠義”という言葉がぴったりです。
(アンソニーホプキンスは適役で、最初に出てきた瞬間からスティーヴンでした。)
でも何か欠落していると感じたのはミス・ケントンが屋敷に来てからです。
それからのストーリー、頑なな彼が所々で乱れていく様がなんか可笑しかった。
彼女もそんな彼に惹かれていく気持ち解るわー。
(恋愛小説をスティーヴンが読んでいる所にミス・ケントンが来ての会話、もう―もどかしい!)
応じてくれないのは・・・プライド、年齢、執事としてしか生きて来なかったから?
さて、ダーリントンホールとても素敵なお屋敷で、魅せられてしまいましたよ。
この館の中で、不穏な時代の秘密会議、何を根拠にして自身の是非を語るのか、そんな事も考えました。
間違った戦争に加担してしまった城主のもとで働きながらスティーヴンは
それを諌める事もせず、従順であるそれは罪か?
後半ミス・ケントンに会いに行った際、ある人にガソリンを貰い
城主の過ちに対し否定もできなかった事を「あなた自身の気持ちは?」問われ
「私自身も私なりに過ちを犯したのです。その過ちを正しにこのたびに出た」と答えるでしょ。
彼の転機の時でした、それは報われなかったけれどね。
ケントンとの別れのシーン良かったわね。
あの握手した手が離れ、日が落ちた雨の中で濡れていました。
これから日の名残りの人生で彼はどんな生き方をするのでしょうね。
あとからじわじわと来るお話。
非常に好みの作品でした
仕事一筋の人にこそ響く映画
ノーベル賞作家カズオ・イシグロの
おそらく1番有名な原作の映画化。
もう随分以前の作品で、名前は良く知ってましたが、
午前十時の映画祭で初めてじっくり観ました。
初老の執事に旧知の女性から届いた手紙がきっかけで
その女性と一緒に働いていた日々の回想へと入って行く、
と言う感じで、ある程度の年齢の人の方が
心に響きそうな内容です。
自分の使える主人の思想や振る舞いに、
人としては納得出来ないモノを感じながらも、
執事の仕事に誇りを持つ主人公は
自分の葛藤を隠して黙々と仕事に殉じて行く。
あまりにその思いに忠実であるため、
自分の恋心さえ、悟られまいと押し隠す。
舞台はイギリスの貴族社会ではあるけど、
主人公の振る舞いは、何となく、
企業の不正を知りつつも、仕事への誇りのあまり
企業の闇に飲み込まれてゆく現在のサラリーマンにも
通じるような理不尽さが結構切ない。
で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては
主人公を演じるアンソニー・ホプキンスの
ストイックな演技が、流石に見ものです。
無表情の表情。
そんな合間に僅かに見せる動揺シーンが印象的。
密かに心を寄せている女性エマ・トンプソンが、
ホプキンスの読んでいた小説を
その手から奪い取ろうとした時、
絶対に見られたくなかったホプキンスの表情が、
見ようによっては恐ろしげで、
もしやドクター・レクターに豹変しやしないか(笑)
なんだ別の意味でドキドキしてしまった。
冒頭の見もの、
華やかなりし大英帝国貴族の贅沢な遊び「狐狩り」の
勇壮なシーンは、今の時代ではもしかしたら
もう撮影出来ないかも??
それから、
第二次世界大戦で一人勝ちしたアメリカの
富豪の役を故クリストファー・リーブが演じてます。
あのスーパーマンのクリストファー・リーブ!
いかにもイギリスとは
違う新興勢力の勝ち誇った王者感がよく出てました(笑)
@もう一度観るなら?
「中年以上の方には心にしみるかも〜〜」
後悔は少なめのMy Life
抑制したい大人の恋物語かと思いましたが、どちらかと言うと後悔の物語かなぁ、との印象です。
時代は1930年代、英国貴族ダーリントン卿に使える執事(バトラーと言うらしい)スティーヴンスは、完璧に仕事をこなそうとする人です。思想など個人的な感情は一切抑えて忠実に主人に尽くすのが執事の本懐であると信じて疑いません。父の死に目においてもクールに振る舞い、仕事を優先するタイプです。アナログ版AIみたいな人です、ヘンな表現ですが。
スティーヴンスのご主人・ダーリントン卿はいい人なのですが、なぜかナチスの思想に染まり始めます。ユダヤ人の使用人をクビにするなど結構ヤバくなっていきますが、AI男スティーヴンスはご主人に忠告などしません。なので、ダーリントン卿の周囲はだんだんときな臭い雰囲気になっていきます。
スティーヴンスはかなりオジサンですが、部下のできのいい美女・ケントンにどうやら好かれている様子。一方でスティーヴンスも好意を持っているようですが、AI男なのでつれない態度に終始してます。
で、この作品、現代から過去を振り返る構成なのです。本作における現代とは1950年代。ダーリントン卿はどうやら没落し、卿の館はアメリカ人のルイスさんが引き取り、スティーヴンスはルイスに仕えてます。
この現代パートが本作のキモだと思いました。
このパートで、スティーヴンスの後悔がはしばしに見えるのです。
車がガス欠になり、パブで一夜を明かすスティーヴンス。マスターの息子がダンケルクで戦死した、と聞かされて、スティーヴンスは何かを実感します。
送ってもらった男から、ダーリントン卿の最期を尋ねられると、「晩年は後悔していた」と語っていますが、その後ケントンと再会したシーンで語られる最期とは異なります。どうやらもっと悲惨な最期だったっぽい。
ケントンとの再会の理由は、ケントンをルイスの館にスカウトするためでした。しかさ、孫と過ごす、と言われ断られた挙句、「夫を愛している」と告白され(まぁ当たり前だと思いますが)、なんかショックな表情のスティーヴンス。
結局、執事だなんだと言いながら自分を抑えて、つまり自分を偽って生きたことへの後悔が現代パートには通底していると感じました。もし、主人に忠告していれば…もし、ケントンに素直な気持ちを伝えていれば…
決してスティーヴンスは後悔を表現しません。しかし、そのような切ない気持ちが伝わってきました。
最後は明るい兆しで終わっていくため、鑑賞後の後味は清々しいです。高尚で気品ある雰囲気の良作でした。
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