ビッグ(1988)のレビュー・感想・評価
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私の中にも子どもがいる
一見すると突飛な話なんだけれど、主人公が大人に対してビクついたり、非常識な行動を取ってしまったりするところが、なんだか自分のことみたいに感じた。私だって、13歳の頃から内面的には少しも成長してないんじゃないだろうか。ただ、その子どもっぽさを隠すスキルは少し身につけているから、外見上は大人っぽく振る舞っているけれど。そういうスキルを習得することが大人になるということなのかもしれない。子どもっぽさを隠すのが上手くなるにつれて、心が屈折して、嘘つきになったことは否めない。
これは子供なのか?
ひと騒動あった後、親友ビリーとゾルターという怪しげなコインマシンを探すジョシュ。まずは就職しなくちゃ・・・と簡単にオモチャ会社に就職。日本でもバブル期の映画だけに、なんとなくあのころの雰囲気が伝わってくる。
演ずるトム・ハンクスを見ながら、「これは子供なんだ」と心に強く思う気持ちと、登場する人物と同様に大人として見てしまうところの切り替えが楽しい。この手の作品があっても大人の恋愛部分なんて描きにくいと思えるのだが、トム・ハンクスだから子供っぽさが表現できていて、あっさりかわすところがいいなぁ。でも2回目のデートではあっさりとベッドインしたようだ。
ファンタジーではあるけど、大人が楽しむべきなのか子供が楽しむべきなのかよくわからないのはセックスを経験してしまったせいだろう。一応設定が13歳の少年だけにその問題は微妙だ。
13歳の子供にしか見えない
あるフェスティバルでゲーム機に「大人にして」と願い江戸川コナンくんと逆バージョンの見た目は大人、素顔は子供になる
なんとも単純なストーリーだがトムハンクスの演技力が素晴らしすぎてしっかり大人の見た目なのに13歳の少年を感じる。
おもちゃ会社の社長とのピアノ連弾は思わず顔がほころんでしまった。
不思議なゲーム機ゾルダーにより、望み通り大きくなった少年の冒険譚。...
不思議なゲーム機ゾルダーにより、望み通り大きくなった少年の冒険譚。
鍵盤ダンス、そして初めて経験する大人の恋。単純だけど見どころ多し。
演じるはさすがのトム・ハンクス、やはり彼にハズレなし。
どうかゾルダーよ、私を子どもに戻して!いろいろやり直したい(笑)
辛くなったら観たい映画
傑作コメディ!もし子供が突然大人になったらのアイデアをここまで面白い映画に出来たのは良い脚本とトムハンクスの演技力だろう
都心のオモチャ屋で社長と踏んで鳴らすピアノで遊ぶシーンは心に残る名シーン
スーザンが彼の童心に触れて、すれてしまった大人の女から、少女のように表情から衣装まで少しずつ変わっていく演出も素晴らしい
それは本作を観た我々もまた同じだ
忘れてしまった子供の心を取り戻す事ができる魔法の映画だ
しかし、我々は映画が終われば、魔法が解けて子供に戻って家に帰れる主人公とはちがって、ライバル心むき出しの人間がいる大人の社会に戻って行かなければならないのだ
辛いときは、ゾルダーのマシンを探して願いごとを言おう
またビッグを観たいと
抜群に良い。
ファンタジー五大傑作、ラブストーリー三大傑作に入りますね。
これくらいの作品を書くと、ライターさんは何故かけたかわからないでしょうね。ちなみにヒロインが乗っている車はスバルのアルシオーネですね。
じゃっっかん、ネタバレ
大人になりすぎるとおもちゃのことを知らないし、子供すぎたら大人の恋愛事情はよくわからないし、その点で13歳はちょうど真ん中の年齢
けど、それにしたら適合の仕方が急速で人間てそんなもんかと思った
最後のシーン、トムハンクスが子供に戻ったシーンの子役の演技が、トムハンクスとまっったく同じ仕草で、どっちが似せたのか、示し合わせたのかわからないけど、演技力に感動した
個人的に10 years later やってほしかったです(;_;)
子どもがそのまま大人になってどうやって生きていくんだろと思ったらま...
子どもがそのまま大人になってどうやって生きていくんだろと思ったらまさかの玩具会社という設定がおもしろい!大人なのに子どものように無邪気に遊ぶ姿がかわいく、大人たちに大人が忘れてしまった子供心を思い起こさせるもので思わずププッと笑ってしまうシーン多数笑
最後はこのまま大人でい続けるか子供に戻るかって選択をする時にすっかり大人の心になったジョシュに問いかけてくれる親友の存在っていいなと思った
トムハンクスの本当にも子供に見える素晴らしい演技は、この作品が出世作と言われるのに納得だった。
もうこの時からすでにゲーハーが来はじめてる感が否めない、若きトム・...
もうこの時からすでにゲーハーが来はじめてる感が否めない、若きトム・ハンクス主演で1988年製作の名作。
12才の悪ガキ、ジョッシュが年上の女の子にほのかな恋心を抱いたりしちゃって、ある夜カーニバルに行った時にその女の子の前で大恥かいちゃうわけであります。
子供だからローラーコースターに乗れなかったことが屈辱でガッカリしている時、カーニバルの片隅にひっそりと在った怪しげな占いマシーンに「大人になりたい」と願をかけます。
で、翌朝目覚めてあらビックリ。
つーかマジで大人になってんぢゃん!てな按配。
占いマシーンを捜して元に戻ろうと考えますが、全国を転々とするカーニバルを見つけるのに半年もかかっちゃう。
じゃあそれまでの間に大人として生活しましょうってなことで、職探しするんでございますが、チョーうまい感じでオモチャ会社に就職でき、子供の感性をフル活用できる長所を社長さんに見定められ、商品開発部の偉いさんに抜擢され、挙げ句には恋人までできちゃうウハウハ人生。
そっからが佳境でございます。
いつしか子供心を忘れ仕事人間になっていくジョッシュ。恋人からは求婚もされちゃうけど、何か違うとか思い始めます。
そんな時に、とうとう占いマシーンの所在が掴めます。
ジョッシュはそのまま大人として生きていくのか、子供に戻って彼の帰りを今か今かと待つ親御さんの元に帰るのか……。
ゴールデングローブ賞を獲得したハンクスの珍芝居で笑え、子供心と大人心を考えさせられるしっとりハートウォーミングな演出ありと、チルドもアダルトも楽しめる良作でございます。
演技力がすごい!
とにかくトムハンクスの演技力がすごい!
本当に13歳の男の子にしか見えない。
子供の価値観大人の価値観がぶつかり合う作品
親友より大切なものってなんなんだよという言葉のシーンが特に好き。
人生の価値が目先の忙しさで埋もれてしまっていた主人公に子供が逆に真理を教えていく場面も少し深くて面白い。
大人or子供
シンプルで爽やかなストーリーが好感をもてます。
中身は子供で見た目は大人な主人公の行動が、いちいち面白くて可愛くて。
ついついニッコリしてしまいます。
大人か子供か。
真剣に悩んでいる姿はもう年相応の成人のようで。
どちらにしろ、人生の決断は自分しかできない。
そして、その決断に後悔がないようにしたいと思いました。
爽やかに面白い♪
自分が子供の頃(かれこれ20年前か…)に見た映画で、大人になって改めて見たらやっぱり面白いッッ!!若かりしトム・ハンクスのコミカルな演技が爽やかに面白いですねぇ。フッと笑ってしまう場面が満載です。おもちゃ屋さんの本気で遊ぶ場面や踏むと音がなるピアノで会社の社長とセッションした後に副社長になるというビックリする早さの大出世(笑)仕事にも慣れて大人の女の人と恋をして、大人の生活をしつつも純粋さはそのままで…。子供の姿に戻って家に帰った彼は、いろんな経験をして少しだけ大人になっていました。男の子が大人になりたいと願ったコインゲームの人形は今見ても雰囲気が不気味で、自分だったら何を願うかな…なんて考えた子供の頃が懐かしい…。子供の頃は早く大人になりたかったですよねぇ~。今は戻れるなら子供に戻りたいですけどね(笑)
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