劇場公開日 1988年7月30日

「童心を忘れずに。」ビッグ(1988) 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)

4.0童心を忘れずに。

2024年7月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

とても面白かった。
13歳が大人になったら…漫画みたいな設定を最後まで面白く観れたのは、紛れもなくトム・ハンクスの演技だと
思う。

大人になっても心は13歳をそのまま体現していて
可愛く可笑しかった。
パフェのチェリーを欲しがり、キャビアを吐き
おもちゃで目一杯遊ぶ。
そして共に夜を過ごした翌日の朝のハイテンション。
子どもの頃の自分を思い出しました。

ラストの素晴らしさはスーザンの事を思っての事だと
思う。彼女の事を思うと切なくてならない。
10年後のジョッシュとスーザンの事を想像してしまうが
今のように上手くはいかないよな、
お互い違う人生を歩むんだろうか?と想像してしまう。

ジョッシュが子どもから大人になり、
また子どもに戻って来るが主軸なので、
大人パートは問題を投げっぱなしにしてたり、
もっとジョッシュはどこへ行った?
大人ジョッシュは一体誰なんだ?
正体がバレてしまいそうになる
みたいなドキドキパートがなかったのは、見終わってから
気になったけど、それでも最高に楽しい映画でした。

何度でも観たい名作だと思います。

奥嶋ひろまさ