「恩人を殺されたビリー・ザキッドの復讐物語」左きゝの拳銃 kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
恩人を殺されたビリー・ザキッドの復讐物語
オープニングの音楽がユニーク。結構暗い内容なのに明るいフォーク調。左ききの若者の悲劇といった内容だ。モートンの手下じゃなければ雇うと・・・かなりオープンな雰囲気だ。
英国訛りの平和的なタンストールは牛の値段交渉のためリンカーンに向かう途中、ライバルの悪党に殺される。早速復讐である。しかもすぐに復讐の復讐によってタンストールの知り合いの家を焼かれてしまう。なぜだか軍から恩赦が出て無罪放免となったビリーと仲間たち。しかしタンストールを殺した奴がまだ2人。やっちまった・・・
かつての仲間でもあり、仲裁役だったパット・ギャレットの結婚式に彼らは最後の仇を撃ち殺し、パットは怒って保安官になることを決意する。そして逮捕、脱走・・・とお馴染みのビリー・ザ・キッド物語。
復讐だけを描くような、むしろ善玉であるようなキャラかと思ったら、結局は善人も殺していく様子も描いていた。若者の暴走といった感じだが、ポール・ニューマンではその心理を上手く演技できてないようにも思える。『ヤングガン』よりは若干まし。
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