劇場公開日 1992年9月23日

「あの名シーンはプリンセス映画No. 1!」美女と野獣(1991) りりまるさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0あの名シーンはプリンセス映画No. 1!

2020年5月28日
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鑑賞方法:TV地上波

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萌える

30歳を過ぎて初鑑賞。魅せる映画でさまざまなシーンがとても印象に残りました。

驚いたのが、野獣(と狼)がなかなか本気で怖い…。野獣の言動に本気で驚いて、中身も野獣だけど大丈夫?と思いました。
でも、ベルの愛の力で優しさを知っていって…という展開で、私世代の女性はこんな風に非現実を叶えられると思い込んでしまったような気がする…とつい思ってしまいました。

冒頭でベルが美女!美女!と騒がれてて、昔は美女絶賛主義の価値観が強かったな、と。今のディズニープリンセスはそばかすや白人以外だったり、どんな女性でも美しいと描かれてて、いい時代になったなと思いました。

家財道具に変えられた家来たちが個性豊かでかわいい!
魔法の時間が迫ってる中で、必死じゃないところもおもしろくてほんわかした気分で観れました。

なんと言っても、ふたりのダンスシーンは素敵過ぎて!
一瞬でど真ん中を射抜かれた気分です。音楽も素敵で、ずっとこの気分に浸っていたい。

昔の価値観に不満はあるものの、家来たちと美女と野獣のダンスシーンがかなり高得点!今も大人気なのは納得。
野獣が人間に戻った後のふたりの様子をもう少し観たかったな。

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りりまる