「レトロな味わい『美女と野獣』」美女と野獣(1946) あまおとさんの映画レビュー(感想・評価)
レトロな味わい『美女と野獣』
ジャン・コクトー監督/1946/仏
古い作品だと感じるが、レトロな雰囲気はかえって話の雰囲気にマッチしてよい感じ。独特な空間やインテリアが楽しい。
野獣は被り物感が強い (実際そうなのだろうから仕方ない 笑)。這う、ジャンプする、吠えるなど、ワイルドさがほしかった(大変だとは思うが…汗)
川でペチペチやっているところは可愛らしい。この野獣は紳士で強そうでありながら、繊細で恥ずかしがり屋で母性本能をくすぐる。(ベルが放っておけなくなるのもわかる)。
それにしても、魔法が解けた王子の顔が兄の友人の顔だというのは、変な話だろう。入れ替わってしまったということなのか?また、人間にもどった王子様が、ジャーン!登場!という感じではノリが軽すぎた。
ベルが、美しいだけでなく賢く好奇心旺盛だったというところは面白かった。
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