イヤー・オブ・ザ・ドラゴンのレビュー・感想・評価
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マイケル・チミノ監督‼️
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ベトナム戦争体験からアジア人に憎悪を燃やすハミ出し刑事ミッキー・ロークと、野望に燃える若きチャイニーズ・マフィア幹部ジョン・ローンの私怨入り混じる壮絶な戦いをダイナミックに描いた作品‼️NYチャイナタウンの裏社会とベトナム帰還兵のアジア人嫌悪をミックスした異色作なんですが、今作るといろんな問題がありそうな気が・・・‼️それでも全編で炸裂するバイオレンス度は極上で、中華料理屋での大銃撃戦、まるで西部劇のようなロークとローンの1対1の対決を、二人のシルエットで描く映像美学もなかなか魅力的です‼️ミッキー・ロークもこの頃が一番カッコ良くセクシーだった‼️
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ミッキー・ローク演じる刑事の行動が無茶すぎて感情移入できない
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ミッキー・ローク演じる刑事の人物描写が中途半端なため、「何故あそこまで徹底してマフィアを潰そうとするのか」という部分に説得力がなく、ひたすら無謀なだけの人間にしか思えなかったのが最大の難点。下手したらその場で殺されてもおかしくないほど挑発的な行為を繰り返しているのに、身内に対する気配りがまるっきり無く、普段の行動でも一人で街を平気で出歩いたりと、あまりにも考えが無さ過ぎ。その結果、妻を殺されたり、女性記者が乱暴されてしまうが、あんな無茶な事をやってたら当たり前。
刑事の精神的葛藤を描きたかったと思うけど、そこに説得力を持たせなくてはならないはずの彼の過去や人物描写がほとんど無いため、彼の行動原理がさっぱり分からず、結果、自暴自棄としか思えない無謀さだけが目についてしまい、あまり共感が出来なかった。
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