「なぜアメリカを狙う??」ピースメーカー よしさんの映画レビュー(感想・評価)
なぜアメリカを狙う??
連邦崩壊時のロシア。奪われた核弾頭を追う主人公達の活躍を描く物語。
ジョージ・クルーニーとニコール・キッドマンが共演するアクション巨編。
とても良く仕上がった映画です。アクションにはしっかりとお金をかけ迫力十分。物語はテンポ良く、構成も良く練られていて飽きさせません。
ソ連崩壊、ユーゴ情勢等の当時の世界情勢をしっかりと組み入れたプロットも好感が持てます。
ただ、映画として面白みを感じ難い映画でもありました。
理由はラスボスの動機に現実味がないこと・・・・これにつきます。
「逆恨み」って言葉も浮かびますが、それ以上に「適当」という言葉の方が適切に思える位、非現実的な動機。
この動機に納得感が得られない為に、映画自体が随分軽く感じられてしまいます。
私的評価は普通にしました。
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