「お笑いコンテスト」パンチライン kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
お笑いコンテスト
パンチラインとは“オチ”のこと。ライラは人からネタを買ったりして、客の受けはそんなによくない。医学ネタで受けているスティーヴンに興味を持ち、彼に御教授願おうという魂胆だ。しかし金のないスティーヴンは金にうるさい。ネタを売ることなんてへいちゃらなのだ。まぁ、そのくらい売ったとしても、どんどんアイデアが湧いてくるんだからすごいものです。
ある日、スティーヴンの父親が観客の中にいて、ジョークが全く冴えなかった。それどころか、無理矢理医者にさせられそうになった辛い過去を話し出して感極まり泣き出してしまったのだ。二人の仲も上手くいったように見ええたが、所詮は不倫。諦めたスティーヴンが『雨に唄えば』を唄いながら雨の中を踊る・・・
終盤はお笑いコンテスト。ギャグの中味よりもサリー・フィールドとジョン・グッドマンの夫婦愛をテーマにした終わり方だった。倦怠期夫婦のセックスネタもほのぼのとして温かかった。これもトム・ハンクスが影で見守ってくれたおかげ。優勝したのが誰だとか、そんなサクセスストーリーでないのも好印象。
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