ハンター(1980)のレビュー・感想・評価
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マックイーン最期の作品
スタントマンを使い 病み上がりの最期の作品。 MA-1とガバメントがいいね。ミッドナイトランとは また違うティスト 僕は好きだな。今見るとスピード感に欠けるけど、ラスト作品がこれで良かったよ。
楽しさ押さえている作品。
「トム・ホーン」に続き、実在の人をモデルにした作品。 共に音楽・撮影スタッフに生え抜きのベテランを揃えスティーブの気持ちの入れ方の強さがみられ、 シリアスな前作と、気軽に観れる典型的な娯楽作品の作風に「彼の映画」を、創りきった様にも思える。 派手なポリスアクションが多く公開されていた当時、年末年始公開作品にもかからずあまり話題に成らなかった事が記憶に有る。 作品は、小気味の効いたエピソードとウイットにとんだセリフと演出!主人公を取り巻く人々がまー 暖かみがあり魅力的! 前年に、ジョン・ウェインが亡くなりこの作品の後以前より話しが出ていたがガンで彼も・・・ アメリカの映画シーンが大きく変わった分疑点に思えて仕様がない私です。 今観ても、見所の多い作品 中盤、カウンターバーのシーン、モデルとなっている本人、マスター(?)役で登場しています。 我が愛すべき作品です。
スティーヴ・マックイーンの遺作
スティーヴ・マックイーンの遺作。 賞金稼ぎラルフ・“パパ”・ソーソンを演じたアクション映画。 スティーヴ・マックイーンは、走る列車の上でお尋ね者との銃撃戦をしたり、車や農耕車などでのカーチェイス、デカい男との肉弾戦など……なかなかのアクションを見せてくれて頑張っている。 しかし、この映画、賞金稼ぎ男ソーソンを描くのであれば、追われる賞金稼ぎ側がなぜ追われているかも描かなければいけないと思うのだが、それらが全く描かれず、手当り次第にマックイーンが次々と追いかけるだけのドラマになっているので、物語が薄っぺらい感じがした。 更に、追われる側の「大物」というか「手ごわい相手」のような悪人が不在なので、盛り上がらない。 アクションだけでも、それなりに楽しめるが、やはり内容がスカスカ感は寂しい。 マックイーンのアクション以外で良かったのは、彼の妻(同棲女性?)を演じたキャスリン・ハロルドという女優が綺麗だったのだが、本作以外に3作品ぐらいしか出演作が無い。 ハリウッドは余程の何かを持っていない限り、綺麗なだけで女優を続けるのは難しいのであろう。 話がそれるが、本作は1980年作品であるが、現代のハリウッド女優も「40代にどのように振る舞って人気を維持できるか?」が、メリル・ストリープなどのように長く女優をできるかどうかに懸かっているそうなので、やはり「ハリウッド女優の生き残り方」は難しそうだ。 本作に戻ると、「それなりには楽しめる映画」だった。 ただ、スティーヴ・マックイーンの遺作ということで若干の加点はしたいと思う。
単純にギャグやストーリー全てが古くてつまらない。 アクションはよく...
単純にギャグやストーリー全てが古くてつまらない。 アクションはよくやってるとは思うが、主人公の性格が自分とは相性がよくないし今の感性で見ると楽しめないだけかもしれないが、ストーリーにこれいる?と思いたくなるような無駄な展開が多すぎる。 もう少しラスボスの因縁に内容を割けなかったのだろうか…なんならラスボス要らないまである。
男気
マックイーンらしく男らしい作品。ちょっとお茶目で、歳を経ていい味だし始めた感じだったのに、その後の彼も見たかった。 トウモロコシ畑のシーンは良かったなあ。取り直しできない一発勝負の迫力があった。
何にも考えずに見られるアクション、こんなのが大好きだ。 保釈違反を...
何にも考えずに見られるアクション、こんなのが大好きだ。 保釈違反を捕まえる賞金稼ぎ。そんなのがあったんですね、さすがアメリカ。 マックイーン演じる主人公の運転の下手さが笑える。次々起こる事件がいちいち面白い。いかれた兄弟とのコーン畑疾走が最高! クライマックス前、車をぶつけられた高級車の葉巻黒人が忘れられない(笑)ピリッとアクセントが効いているんです。 マックイーンの遺作だなんて信じられない。それだけでも価値ある作品。いや決してそれだけじゃないです。
カッコいいマックィーンじゃなく、かなりドジなキャラクター
カッコいいマックィーンじゃなく、かなりドジなキャラクター。特に車の運転が下手くそで路上駐車では車をぶつけまくり。これが実話を基にした作品だというから驚きだ。 賞金稼ぎとは言え、保釈中の容疑者が逃げた場合に保釈金業者の依頼により当該地へ連れ戻すという仕事。しかも引き渡し後はソーソンの手伝いをすることで実刑を逃れていたりする。彼の家は元容疑者のたまり場となっていて、数人がポーカーをしたりして楽しんでいる。ドティ(キャスリン・ハロルド)とは8年間同棲している仲なのに、正式には結婚せず、とりまきからもヤキモキされているほどだ。 トウモロコシ農場で爆破犯をトラクターで追い回す。彼が借りたトランザムを盗まれ、結局は廃車にしてしまう。これを見ればミステリーサークルの謎がわかる(笑)。どちらかというとコミカルな映画だと思っていたが、8千ドルという高額な報酬の相手に対するアクションはかなりのもの。シカゴの地下鉄でのアクションシーンはマックィーンならではのものだ!そして、駐車場ではレッカー車とのチェイス。運転が下手だという設定なので、ぶつけまくりのハラハラドキドキ。最後には犯人の車が高層階から落ちて、死んだと思われる・・・疲れて帰ってみると、脅迫していたメイソンがドティを拉致して学校に立て篭もり。そこでは丸腰になってしまったソーソンが理科室に逃げ込んで、ガス栓を開いてメイソンを爆死させるという痛快アクション。 マックィーンの遺作となってしまった映画だが、肺がんを患っていた彼を考えながら観てしまうと、走るシーンが痛々しく映るのだ。まぁ、そう考えずに、車をぶつけてもかなりあっけらかんとしているアメリカ車文化を楽しもう。
運転下手なマックイーン
総合65点 ( ストーリー:65点|キャスト:65点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:65点 ) 運転の得意なマックイーンが、ここでは運転の下手な実在した賞金稼ぎを演じる。時々は娯楽に徹した無茶に派手な場面もあるが、マックイーンが超人的な活躍をするのではなく、昔ながらに地道にたちの悪い相手を追い詰めていくのがいい。トランザムの新車はもったいない。
マックイーンファンなので
犯人は変質者!主人公は人格に難ありの、家庭不適合者、感情輸入しにくい!どうしてハンターなんかやってんのか?金の為なら、他に無いのかな、アクションは、この時代らしくて、派手ではないが、リアルかも 子供が生まれ心を入れ替えた様に、見えたのは、チョット感動。
リアルな緩さ
保釈金を踏み倒して逃げた犯人を捕らえる賞金稼ぎの話で、凄腕の男かと思ったら、車の運転がド下手で、腕っぷしも大して強そうでもなんでもない男だった。その上、妊娠している彼女の出産に対して否定的という、まったく尊敬できない主人公だった。そんなカスが仕事にだけは懸命に取り組んでいるところが感動的だった。しかし、そもそもなぜその仕事をチョイスしたのかとても気になる。
アクションシーンもリアルな緩さでよかった。
追記
全く記憶に残っておらず、最後まで見終えて自分のレビューで2回目であることが分かった。新鮮な気持ちで見て楽しかった。けっこう危険な仕事なのに懸命に取り組んでいて、まじめな人柄を感じた。そこに自分の進むべき道を定めたようか感じがする。
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