「B級エンターテイメントの極致」パルプ・フィクション keitaさんの映画レビュー(感想・評価)
B級エンターテイメントの極致
これぞB級エンターテイメントの極致であり、タランティーノが多くの映画を見て培ってきたものの集大成である。
散々使い古されてきたくだらない話(=パルプ・フィクション)を衝撃的なほど新鮮にスクリーンに映し出す。これこそが作品の素晴らしさであり、タランティーノの上手さだ。
また、エピソード一つ一つのディテールにもこだわった丁寧な描写にも感心する。
劇中の「fuck」の使用回数は250回以上…。
クエンティン・タランティーノは現在、最もアメリカン・カルチャーのリアルを映し出し、時代に敏感で、そして、時系列さえも操ることの出来る映画監督である。
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