「変身!」パリの恋人 赤ヒゲさんの映画レビュー(感想・評価)
変身!
オードリー・ヘップバーンの「変身シーン」がどれほど多くの人の心を魅了してきたか、今作でも改めて感じました。本屋の地味な店員ジョー(オードリー・ヘップバーン)がパリの有名なファッション誌のトップモデルになるのはいいとして、当時還暦に近いフレッド・アステアと恋に落ちるという部分があまりにも唐突すぎて、正直なかなかしっくり来ませんでした。彼女が憧れていたフロストル教授(ミシェル・オークレール)の方がまだわかるのですが、そこからクライマックスへの展開は面白かったです。フレッド・アステアのダンスはもちろんのこと、オードリーの歌とダンスもとても見応えがあった、ミュージカル映画らしさが楽しめました。
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