「Spiritually dangerous books. 何かおごそかな宗教ミステリー」薔薇の名前 アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
Spiritually dangerous books. 何かおごそかな宗教ミステリー
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たまたまスターチャンネルEXで見付けて何となくショーン・コネリーの渋い顔に惹かれて観賞。思いっきりキリスト教のお話でした。ミステリーとしては本に毒が塗ってあったのでは?って事にわりかし早くわかってしまうのですが、キリスト教の思想に関しての方が面白く観れました。
いやー、でも改めてキリスト教って怖いわ~っと思いました。一神教って他は認めないから大変です。キリスト教の中でも派閥で別れているて、ハタから見たら同じキリスト教でしょ?ってなっちゃうのですが、やってる側からすると大違いなのでしょう。なかなか「仲良く喧嘩しな」って風にはならないみたいですね。でも自分達の思想を守る為に人殺しも辞さないって宗教として本末転倒な気もします。
あの当時はまだ活版印刷はなかった時代でしょうか?写す時は全部手書き!そりゃ本の価値も今とは比べ物にならなかったでしょう。見付けた時のウィリアムがメッチャはしゃいでましたし、それだけ本って貴重だったんですね。
雰囲気は14世紀当時の何とも閉鎖的なキリスト教の施設を良く再現してて良かったです。西洋の建物とか惹かれるものがありますね。ショーン・コネリーはカッコいいです。クリスチャン・クレーターが若い!そして、ロン・パールマンが出ててビックリ。よく似てるなぁっと思ってたら、まさか本人だったとは!
で、結局「薔薇の名前」ってあの村娘の事だったんですかね?メインの内容が宗教闘争ミステリーだったので、そこだとすると内容と題名と微妙にアンマッチなのでちょっと違ってる気もします。どうなのでしょう?
古い映画ですけど、
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