「Freeze in hell, Batman! 60年代のTVシリーズにまで原点回帰した20世紀最後のバットマン」バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲 アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
Freeze in hell, Batman! 60年代のTVシリーズにまで原点回帰した20世紀最後のバットマン
「もはや何も言うまい」っといった気持ちにさせてくれるコミック色を強めたバットマンでした。突っ込んでたらキリがありません。作品の雰囲気としてはファミリーで楽しめるように60年代のTV作品に近い仕上がりになっております。ティム・バートンの第一作を飛び越えて原点回帰し過ぎでは?
アーノルド・シュワルツェネッガー出したのが不味かったですね。噂では制作費の半分をシュワちゃんに持っていかれたらしいので、脚本を練る余裕が無くなったのでしょう、きっと。その割にシュワちゃんは悪役に徹しきれず中途半端でした。
ストーリーを気にしなければアクションはそこそこ楽しめます。ぬるーいTV特撮を楽しめるかどうかがポイントです。
ジョージ・クルーニーは出演歴から消し去りたいぐらいに黒歴史認定しています。当時はTVから映画に進出したばかりで、こういった作品もありだったのでしょうが、ビックネームになっちゃった今となっては恥ずかしいのでしょう。
ジョージ・クルーニーとユマ・サーマンはこの作品の後も映画会で活躍しますが、シュワルツェネッガー、ロビン役のクリス・オドネル、バットガール役のアリシア・シルバーストーン、何より「バットマン」自体にトドメを刺した作品でした。
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