バックマン家の人々のレビュー・感想・評価
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若き日のキアヌとホアキンを拝む映画!
もうすぐジョーカーの続編「Folie a Deux」(何て読むんだ?…フォリアドゥ?…わかりにく!)がこちらでは10 月4日に公開です。
予告を見てもあまりそそられず、どうせ哀しい物語だべ…😩と、そこまで期待していませんが、1989年公開のこの作品では若い頃のホアキンがワンパクないたずらっ子役で出てきます。ブロンドの典型的なハンサム!フェニックス家って全員美形なんですね!
そしてハリウッドきっての聖人君子キアヌリーブスもホアキンのお兄ちゃん役で出てきますが、まあ美しいこと!さっき、30年前のトムクルーズを拝んだばかりでしたので、甲乙つけがたいものがあります。先日は若きジョニデとデカプリオを観たばかりでしたし、ここ最近眼福が続いておりますw
お母さん役のメアリースティーンバージェンは、ギルバートグレイプでジョニデを誘惑するマダムでしたが、この作品では優しいお母さん役が上品で素敵でした。
昔の作品だし、登場人物が多過ぎて散らかり気味ではありますが、海外サイトのレビューでは7.1/10、作品全体の温かさが評価されたようです。
ホアキンのお姉ちゃん役だったマーサプリンプトンは、実際リバーフェニックスと5年近く付き合ってたとか、バックストリートボーイズのメンバーが生徒役のエキストラで出演していたとか、この作品のテレビシリーズではホアキンの役がデカプリオだとか…周辺ネタの方がなかなか興味深いものがありますw
推定予算約2000万ドル、総興行収入は約1億3000万ドルの大ヒットでしたが、日本ではそこまで注目されなかった作品、あまりアメリカの家族の在り方には興味なかった?
自分には長くて退屈だった
非常に長くて退屈な印象を受けた映画だったんだけど、今見ると違うのかな。
特に印象に残るのが、やらされている感満載のキアヌ・リーブスのカーレーサーっぷり。普通はもっと、自分からガツガツ行くような人種が跋扈する世界なのだと思うのだけど、頼りなげで、成り行きのままハンドルを握っている男がトップになんかなれっこないのになぁ。という印象が強く、「スピード」でブレイクするまで、なかなか優柔不断な印象が取れなかったのは、この役の印象が強いのではないでしょうか。
とにかく、登場人物が多すぎて、もっとスッキリとまとめてくれればよかったのに、子供がフライを上手にキャッチしたことで、あんなに大喜びするスティーブ・マーチンを見せられても、ちょっとついて行けませんでしたね。
家族の在り方
多様な家族のかたちが描かれています。共感できる部分も多く、楽しめたので⭐️4つです。
子供に対する期待が大きかったり、幼児教育に熱心だったり、片親だったり、若くして結婚した無鉄砲な夫婦があったり、夫婦の時間が取れなすぎたり、いつまでもフラフラしている息子を心配する親があったり…と様々でしたが、表現の仕方は違っても根本は家族に対する愛情表現だなと感じました。
家族が楽しく幸せに過ごすためには、些細な事でも幸せな事と感じられる自分の心持ち一つなんだなと、改めて感じさせてくれた映画でした。
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