「最強のツナギ」バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2 エイブルさんの映画レビュー(感想・評価)
最強のツナギ
☆良かったところ☆
ストーリーの展開とともにタイムマシンの作用で「パート1」のシーンを名シーンせしめ、夢のトリビュート的再演がなされるが、この必然的メタ構造により、ファン心理を巧みにくすぐっている。くすぐられて、ウットリした。
「パート3」を同時に撮影したとのこと。それでエンドロールの後に予告編を流せたことは、最大の効用だったろう。しかもその予告内容たるや、エヴァンゲリオン予告編の比ではない、目新しくミステリーに満ちたものとして、ファン心理を刺激している。封切り当初の興奮いかばかりだったろうか。
★悪かったところ★
未来「2015年」での説明的描写の多さ。
とはいえ、これは夢に満ちた世界を伝えるためなので、必要悪だろう、致し方ないのだろう、が、少々理屈っぽ過ぎて飽きた。
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