劇場公開日 1986年2月1日

「Blu-rayで復活!個性豊かなゾンビたち!」バタリアン だいふくさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0Blu-rayで復活!個性豊かなゾンビたち!

2024年5月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、TV地上波

楽しい

やっとBlu-ray発売だ~。もちろん購入し届いて即見ました!

なぜか一昔前に流行った映画。TVでもバンバン放映していました。“オバタリアン”や“の~みそをくれ~” と日本中にこのフレーズが流行し、中年といわれるおじちゃん、おばちゃん時代の方には懐かしい響き。

今のご時勢、絶対にTVで見れないジャンルですね。コメディゾンビと言えども、エグ系もかなり入っていますから。ホラーファンとしては最近のTVでほとんど怖い映画が流されないので寂しいものです。

子供のころ、この映画をTVで観て、すっごく怖かった覚えがあります。特に“タールマン”が非常に怖くてトラウマとなり、しばらく夜トイレもお風呂もビクビクでした。結構そのトラウマが、大人になっても引っかかっていたので、社会人になって克服!ってことで再度観たのすが、なんてこたぁ~ない、全然怖くないのでした。チャンチャン。タールマンなんて愛らしいキャラ!(←言いすぎ?)ま、子供の私は純粋で綺麗な心の持ち主だったてことですね!(←さらに言いすぎ??)

バタリアン、やっぱり面白いぃ~!が改めて鑑賞しての感想。怖さ、笑い、エロありで音楽もゾンビドタバタ劇にスパイスを効かせております。オバンバ、タールマン、裸女ゾンビ、バラバラでも動くゾンビなどキャラも印象的。生きながらに徐々にゾンビに変わっていく姿なんかもとっても面白い。

ゾンビの生みの親、ジョージ・A・ロメロの映画は、ゾンビが残ったままで映画が終わってしまい、中途半端ですっきりしなのですが、こちらは衝撃のゾンビ処理ですからね。

印象的な場面ですが、バタリアンになってしまう前に自ら焼却炉で指輪にチュってとこですね、しぶいわぁ~。それに対し、「本当に愛しているなら、脳みそかじらせて」ってやつも居ましたよね。もし、愛している人からそういわれたら、あなたならかじらせる?かじらせない?

今となっては、子供の頃のいい思い出になってしまった映画です。

だいふく