裸のキッスのレビュー・感想・評価
全3件を表示
人生の再スタート
シャンペン1本が10ドルという安さのため、一瞬で売春婦だとわかった警部グリフ(アイズリー)。グリフは町では信頼されてる警官であるのに女を買い、なぜだかケリー(タワーズ)に対しては同情的。 パーティの席上で知り合ったグラント(ダンテ)とケリー。2人は一瞬で恋に落ちる。彼女の過去を知った上でプロポーズするのだった。しかし、そんな折、グラントが幼児性愛者であることを知った時、怒りのあまり彼を殴り殺してしまう。そのような男のキスを“裸のキッス”というのだそう。 留置場に入れられていたケリーだったが、やがて少女の証言により、無罪放免で釈放されることになった。 怒りにまかせて殺人を犯したのに罰せられないことには納得がいかない。せめて正当防衛であることが証明できればよかったのに。殴って殴ってカツラが落ちて禿げ頭を見せるケリーの冒頭のシーンとか、映像表現は面白かったのに、何を言いたい映画かわからない。
変質者のキッスのこと
娼婦をしていた主人公が立ち直るため、誰も知らない街にやってきて、看護婦として働き始める。 周りの人たちは派手なオーラを出す主人公を訝り、男たちは好色なまなざしを向ける。 道を踏み外しそうになる女たちに思わず手を差し伸べる主人公だったが、街の名門一家の跡継ぎに惚れられる。 そして事件が起き・・・。 サミュエル・フラー監督のサスペンスは面白い。
コメントする (0件)
共感した! (0件)
全3件を表示