「ケビン・コスナー巡り第二弾」パーフェクト ワールド スミチヨさんの映画レビュー(感想・評価)
ケビン・コスナー巡り第二弾
1963年テキサス州、脱獄犯と人質少年の逃亡ロードムービー。クリント・イーストウッド監督作品。
脱獄犯ブッチ、売春宿で育ち、父親は失踪し、8歳で人を殺し、少年院で犯罪を覚えた。とてもIQが高い。
8歳の人質少年フィリップ、上に姉が3人、父親は失踪し、母親は敬虔なユダヤ教徒。とても従順な少年。
本作はこの二人が逃亡しながらお互いを補い合っていく物語。ブッチはフィリップに父親が好きだった8歳の頃を重ね、フィリップはブッチに父親の姿を重ねる。いびつだが完全な二人の世界はとても心温まる。が、それも終わりの時を告げる。
逃亡犯ブッチと保安官レッド、ケビン・コスナーとクリント・イーストウッド、津嘉山正種さんと山田康雄さん、これこそがパーフェクト・ワールド。
※吹替版がなかなか見当たらない…。
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