「静かで美しい作品です。」パーフェクト ワールド よしさんの映画レビュー(感想・評価)
静かで美しい作品です。
脱獄犯と人質になった少年のロードムービー。
クリント・イーストウッド監督、ケヴィン・コスナー主演ということで鑑賞しました。やはりケヴィン・コスナー、格好良いですね。
粗暴だが少年への優しさを垣間見せる脱獄囚。生き別れ断絶した父親との絆を感じそれに縋る脱獄囚。そしてそれを純真無垢な瞳で見つめ、感じる少年。
ラストシーン。父親のいるアラスカを思う脱獄囚の姿に、感傷の気持ちを禁じえません。非常に静かで、美しい作品だと思います。
ただ起伏に乏しく二度三度重ねて鑑賞したい作品とは思いませんでした。
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