「不条理でどうやって終わるのか?それだけが気になって♥」バージニア・ウルフなんかこわくない マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
不条理でどうやって終わるのか?それだけが気になって♥
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話が不条理で、どうやって終わるのか?それだけが気になってしまった。
話のオチは予想したと通りで、何一つひねりはなかった。
まぁ、1966年と言う年代を考えれば、夫婦のあり方なんて、この程度なんだろうが、今の道徳や性差を考えると、女性からたけでなく、男性からも容認できる内容になっていない。
要は古い価値観で話は進んでいる。
さて、と言いつつ、最後まで見入ってしまった理由は、台詞の多さと言い回しと、不条理な会話がマシンガンのようだったからだ。つまり、『渡●世間●鬼はな●』の長台詞に似ているのかもしれない。僕は『渡●世間●鬼はな●』を全シーズン見ているが、その理由は会話にあったと思っている。ストーリー自体は何一つ感動できる内容ではないけどね。
この映画も同じだと思う。
エリザベス・テイラーさんやリチャード・バートンさんの演技力については、僕は役者じゃないので分からないが、役者なのだからこのくらい出来るのは普通だと思う。
もっとも、日本の役者はイメージを先行して作り、それを崩さぬ様に演技をすると思う。そう言った意味では、エリザベス・テイラーさんはよくやっていると思う。しかし、濡れ場を演技するとかまでは行っていないのだから、アメリカだってイメージは大事にしている。だから、アカデミー賞を取れたのだろう。濡れ場まで撮れば逆に受賞は無理だ。カンヌになってしまう。
多分、初見だと思う。
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