「本当に怒るべきこと。」ハーヴェイ・ミルク 接待おぢさんさんの映画レビュー(感想・評価)
本当に怒るべきこと。
「人は本当に怒るべきことで怒らず。怒るべき価値もないことでこそ怒る。」
という格言があるが、ミルクのいた時代。サンフランシスコには本当に怒るべきことがあった。
彼は腕っぷしが強いわけでもなく、財力や権力があったわけでもない。
でも本当に怒るべきことから逃げなかった。
ダイバーシティという言葉が飛び交う今こそ見てほしい映画。
この映画をちょうど見た後にサンフランシスコにいったが、あの通りを見ただけで涙が止まらなかった。
ムーア監督も大好きだが、どうしても皮肉屋の一面が強く出る。
対してこの映画は、純粋に「ねえ?まちがってない?」を問いかける真摯さにあふれた映画。
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