野のユリのレビュー・感想・評価
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シドニー・ポワチエが黒人として初めてアカデミー賞を獲得した作品
途中、アメリカ式の歌を教えるシーンは『天使にラブソングを』の原型のよう。町のミサへ出かけたときに見栄をはってしまい、教会を建てる気はないが彼女たちに英語を教えることに満足しているホーマー。神の使いだと思われ、結局教会建設工事も請け負うことになってしまった。建設業者に週2日で雇ってもらい建設機械も借り、資金や資材はシスターたちが寄付を懸命に募る。それでも食事に肉を入れてもらえず鬱憤がたまるホーマーであった・・・ なかなかレンガが届かないことに苛立ちをおぼえ、教会を飛び出してしまったホーマーであったが、3週間後に戻ってくる。町の人たちも手伝ってくれて教会が完成!院長は図々しいというか、教会が終わったら病院や学校などとキリがない。『海辺の家』とは違った建設ムービーだ。
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