劇場公開日 1985年3月16日

「【ミヒャエル・エンデが子供達に伝えたかった”希望を失った人間が増えると無の力が強くなる”という思いを、苛められっ子の少年の成長ストーリーに絡め、可視化したファンタジックアドベンチャーの逸品。】」ネバーエンディング・ストーリー NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【ミヒャエル・エンデが子供達に伝えたかった”希望を失った人間が増えると無の力が強くなる”という思いを、苛められっ子の少年の成長ストーリーに絡め、可視化したファンタジックアドベンチャーの逸品。】

2024年2月16日
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鑑賞方法:VOD

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■いじめられっ子に追いかけられ、古本屋に逃げ込んだバスチアン。
 そこで彼は1冊の本を見つけ、屋根裏部屋で夢中になって読み始める。
 物語の舞台はおとぎの国「ファンタジア」。
 そこは何者かに襲われて、自然も人も動物も、全てが消え去ろうとしていた。

◆感想

・小学生時代にTVで観て以来だが、無茶苦茶懐かしいぞ。

・バスチアンが「ネヴァーエンディングストーリー」を読むうちに、自身がアトレーユになったかのように、夢中で読む姿や、実際に彼が「ファンタジア」と繋がっていて幼心の君の想いを遂げるシーン。

・ファルコンに乗って、バスチアンが苛めっ子を追い掛けるシーンなど痛快である。

<今作のメインテーマは、リマールが歌っているが、彼は英国エレクトロニクスポップグループの「カジャ・グーグー」のボーカルだったんだよね。久しぶりに「Too Shy」を聞こうかな、と思ってしまったくらい懐かしき作品である。>

NOBU