「『肉体の悪魔』とは本の題名にしてもなかなかスゴい(原題は「体の中の悪魔」)。で、そのまま映画の題名にしたのもスゴい。然し昔の映画は“酔わせて”くれる。現代の映画にその感興はないなァ。」肉体の悪魔(1947) もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
『肉体の悪魔』とは本の題名にしてもなかなかスゴい(原題は「体の中の悪魔」)。で、そのまま映画の題名にしたのもスゴい。然し昔の映画は“酔わせて”くれる。現代の映画にその感興はないなァ。
①フランス人の友達(30代半ば)が“ジェラール・フィリップはフランスではもう過去の人なのに、日本では出演映画の特集が組まれるなんて”、と驚いていた。
②ジェラール・フィリップは17歳の高校生には見えないが、天才子役でもない限り同年代の俳優ではあのvividな演技は出来ないだろう。
或いは、大人の国フランスとはいえ、17歳の高校生が人妻と肉体関係を結ぶ映画に、当時10代の俳優は流石に使えなかったのか。
あと、この映画のジェラール・フィリップは、後にフランス映画の生んだ希代のイケメン俳優と呼ばれるにはまだ痩せぎすで、それがフランソワのまだ幼く、でも一途な恋愛感情の
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