劇場公開日 1986年12月20日

「良質のジュブナイルSFです」ナビゲイター あき240さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0良質のジュブナイルSFです

2019年9月10日
Androidアプリから投稿

細かいことことはいいんだよっていう映画です
子供の頃にワクワクした感覚を取り戻せます

1977年の未知との遭遇、1982年のET、1985年のバック・トゥ・ザ・フューチャーをひとまとめにしたようなお話です

監督は刑事スタスキー&ハッチの人です
なのでデビットがそれをテレビで視たいという訳です
キャロリン役の女優が目だっております
その後セックス・アンド・ザ・シティでブレイクしたサラ・ジェシカ・パーカーだそうです

その彼女、劇中でデビットが気になっていた少女が成長した姿かと思ったのですがそうではないみたいです
また宇宙の可愛い生物も折角登場するのですから、もう少しお話しを膨らませたいところです

まあ、そんなように色々残念なところも多いですし、他に影響を与えるような意味を持つような作品でもありません
でも、楽しめる作品です
子供の心を取り戻せる映画です
良い意味でディズニー映画らしさがあります

デビットが8年時間がズレてしまった森と家の間には鉄道の線路が一直線に横切っています
ラストシーンで彼は大人と子供の境界線といえる線路を越えて大人になって家族の元に帰るのです

本作はSF版のスタンドバイミーだったのです

あき240