「水と油」ナチュラル・ボーン・キラーズ 777さんの映画レビュー(感想・評価)
水と油
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オリバーストーン監督で、原案がクエンティンタランティーノという
「人権派」と「攻撃的な問題児」… つまり「水と油」を混ぜようとして、
完全に失敗した作品。
賛否両論分かれる作品だが、俺は断然「否」!!
これはネタバレしないと評価できない作品で、最後まで書く。
前半は、壊れた男女カップルが強盗殺人をヤリまくる…
後半は、逮捕されてから、二人の刑務所内での生活を描かれる…
そこで男女が何故に凶悪殺人を繰り返してきたかのインタビューが
生放送でアメフトのスーパーボウルの放送終了後、つまり全米の
TVで2番目に高視聴率が取れる番組として放送される。
そこで犯罪者の男が「全米に電波で凶悪事件を放送するな」
「それが全米に悪影響を及ぼす」とのメディア批判の主張だが、
犯罪を行った当人が、それを言うな!と言いたい。
ラストは刑務所から、その犯罪者カップルが脱獄して、再び
その者達が野に放たれるわけだが、人質を取っているからといって
遠くからスナイパーが狙撃すれば済む話なのに、何で撃ち殺されず
脱走されたままなんだ?… との疑問が残って終わる。
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