ナイアガラのレビュー・感想・評価
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ジョセフ・コットンはこの映画や『第三の男』と思って、僕は育った。従...
ジョセフ・コットンはこの映画や『第三の男』と思って、僕は育った。従って、先程観た『緯度0・・・』なる映画に出ていて、彼の評価を大きく貶めるに至った。
この映画は我が亡父が大好きで、この映画の為にアメリカに旅行に行ったほどである。因みにその旅行で間違えて、NYへ行ってしまったらしい。
『この滝の上流は静かで穏やかで木を投げ入れても漂うだけ。でも、その木を押すと流れになる乗って進み出す。やがて、急流に呑み込まれ、滝壺に落ちていく事を、神でさえ止められない。』
がテーマだと思う。
【”「KISS」そして蠱惑のモンローウォークの降誕。夫への愛が冷めた悪女の行動をサスペンスタッチで描いた作品。巻き込まれた新婚夫婦が可哀想です。】
ー 壮大なナイアガラの滝を舞台にした、夫への愛が冷めた女(マリリン・モンロー)の行動をサスペンスタッチで描いた作品。ー
■ナイアガラの滝へ旅行に出かけたジョージとローズ(マリリン・モンロー)の夫婦。
2人と同じコテージに新婚旅行で宿泊したカトラー夫婦は、ローズと若い男の密会を目撃する。
実はローズは、愛人と共に夫を殺害する計画を立てていたのである。
ところが、翌朝ナイアガラの滝の下流で見つかったのは愛人の遺体だった。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・序盤、中盤まではシンプルながら、マリリン・モンローの蠱惑的な悪女ローズを演じる姿に引き込まれる。
・只、ローズが愛人と企てた事が夫ジョージに気付かれ、逆に愛人を殺されたローズが鐘楼の上でジョージに絞殺されてからの展開は、少し主軸から離れて行ってしまった気がする作品である。
<偶々、ジョージとローズが宿泊していたコテージに来た新婚のカトラー夫婦は、大迷惑だなあ、と後半のズレていくストーリー展開の中、思ってしまった作品。>
マリリンがキュート。
いたって陳腐な内容だけど、マリリンの存在感は物凄い。殺される前に、もっと悪女振りを発揮して欲しかったな。シャワー後のシーンでも、マリリンの口紅が真っ赤についているのには笑いました。
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