「ホウ・シャオシェンの児童映画」冬冬(トントン)の夏休み バラージさんの映画レビュー(感想・評価)
ホウ・シャオシェンの児童映画
劇場初公開時に観た。ホウ・シャオシェン監督の自伝的4部作の2作目で、原作・脚本のチュー・ティエンウェン(朱天文)の体験も元になっているとのこと。ただし他の3作とは異なり、舞台は(公開当時の)現在に置き換えられている。また青年を主人公とした他の3作と違って子供が主人公であることも、シリアスな雰囲気だった他の3作とは異なるちょっとコミカルな作風に影響しているようだ。これ以前に観た『恋恋風塵』や『悲情城市』には及ばないし子供映画もちょっと苦手なんだが、それでもさすがはホウ・シャオシェン。なかなか面白かった記憶。
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