「本物の武道家ならではの長いカット割りに震える」ドラゴン怒りの鉄拳 星組さんの映画レビュー(感想・評価)
本物の武道家ならではの長いカット割りに震える
設定と表現に問題は有るが
これはブルース・リーの映画
それ以外は無いと思っている。
尊敬する師匠の急死
駆けつけた彼の悲しみ
疑問から怒りへの流れ
序盤から畳みかける。
疑問は確信に変わり
怒りに燃える彼は復讐へ
その熱量は常にMAX
最初の見せ場は敵道場…
ここでの闘いは大人数と
殆どがワンカット撮影
CGもワイヤーも無く
武術能力の高さは凄い。
その怒りはやがて悲劇へ
燃えよドラゴンも良いが
こういうシンプルな物語も良い。
ずっと怒っている彼だが
幼馴染で恋人の前では素に
2人の夢を語る場面も良い。
深みのある内容では無いが
この香港の第2作目の映画は
ブルースのファイトを重視
見せ方や構図も決まり
本人も確信したのだろう
燃えよドラゴンへと続く。
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