「ドラゴン悼みの命日」ドラゴン怒りの鉄拳 しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
ドラゴン悼みの命日
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Amazon Prime Videoで鑑賞(字幕)。
ブルース・リー氏の50回目の命日と云うことで4Kリマスター版を観に行く予定でしたが残業になったので断念し(1300円、もったいない)、アマプラで鑑賞しました。合掌。
物語はご多分に漏れずあって無いようなものでしたが、やはりアクション・シーンは身を乗り出して見入ってしまう。
靭やかなカンフーが炸裂し、巧みなヌンチャク捌きでバッタバッタと敵を倒していく姿に惚れ惚れするしか無かったです。
日本人が徹底的に悪役なのは少々複雑な心境ながら、チャン(ブルース・リー)が怒りを滾らせ敵を倒していく姿は痛快。
しかしそれは師匠の教えに反するものであり、怒りを抑えられない己への苦悩が拳の裏に透けて見え、深みがありました。
戦いの果て、訪れたラストは「明日に向かって撃て!」みたいに衝撃的。あの表情からの突撃だから余計に辛かったです。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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