土曜の夜と日曜の朝

劇場公開日:

解説

“怒れる若者たち”の作家アラン・シリトーの原作・脚色を映画化した日本初登場のカレル・ライス監督による社会ドラマ。撮影をフレディ・フランシスが担当。音楽をジョン・ダンクワースが受けもっている。出演するのは新人アルバート・フィニー、「月世界一番乗り」のシャーリー・アン・フィールド、レイチェル・ロバーツなど。製作はハリー・サルツマンとトニー・リチャードソン。

1960年製作/イギリス
原題または英題:Saturday Night and Sunday Morning
配給:昭映フィルム
劇場公開日:1961年11月11日

ストーリー

二十二歳のアーサー(アルバート・フィニー)は、英国ノッティンガムの工場の旋盤工で、土曜の夜になると生き生きする。彼は同じ工場に働くジャックと親友だが、その妻ブレンダ(レイチェル・ロバーツ)と情事にふけっている。ジャックが海岸へ息子を連れ戻しに出かけたあと、アーサーは彼の家に入りこみ、ブレンダと一夜を送った。翌朝、行きつけの酒場で彼は魅力のある少女ドーリン(シャーリー・アン・フィールド)に眼をつけた。ジャックが夜間勤務になると、アーサーは足しげくブレンダを訪ねた。彼はブレンダとの情事の一方で、ドーリンとも情事を続けた。ブレンダはアーサーに、自分は妊娠しているが、その責任はジャックではなくアーサーだという。アーサーは伯母の家にブレンダを連れて行き堕胎の方法を教えてもらった。だが、それは失敗に終り、ブレンダは医者にかかる費用をアーサーに出してくれと頼む。その頃アーサーの気持はドーリンに移っていたが、ブレンダもそれを知るようになった。彼女は遊園地で、アーサーがドーリンといっしょにいるのを見つけた。そして、カッとなったブレンダはアーサーに、子どもをおろさずに産むといった。がこの情事はアーサーがジャックの弟とその友達の二人の兵隊にめちゃめちゃに殴られることで終った。一週間を寝たまますごし、元気をとりもどしたアーサーは、ドーリンとの結婚を決意するのだった。

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