TOPLESS(1997)

劇場公開日:

解説

奇妙な若者たちの生態をスタイリッシュに切り取った一編。監督・脚本は「ブレインデッド」などに出演し、「アベニュー・ドゥ・メイン」など短編映画で注目されたニュージーランドのマルチ・アーティスト、ハリー・シンクレアで、本作が長編劇映画デビューとなる。本国のテレビ局TV3で評判を呼んだ4分間41話の同名短編テレビドラマの連作(日本では98年12月からディレクTV-CS-WOWOWで放映)を劇映画化したもの。製作はフィオナ・コップランドとシンクレア。撮影はデイル・マクレディ。音楽はフライング・ナン・レコード。編集はクシュラ・ディロン。出演は実際に撮影時妊娠中だった新鋭のダニエル・コーマック、ジョエル・トペックほか。

1997年製作/90分/ニュージーランド
原題または英題:Topless Women Talk About Their Lives
配給:巴里映画
劇場公開日:1999年2月27日

ストーリー

妊娠したリズ(ダニエル・コーマック)は、うっかり病院の手術日を忘れて中絶の機会を逃した。出産を決意したはいいが、同棲していた恋人のジョブ(アンドリュー・ビンズ)には去られ、仕事はクビになり、男友達のニール(ジョエル・トベック)が父親候補に申し出たり、トップレスの主婦たちのドキュメンタリーを撮るパラノイアの脚本家アント(イアン・ヒューズ)に振り回されたりと、彼女の日常は混乱していく。ジェフが忘れられないままニールと暮らし始めたリズ。ジェフの裏切りを知ったニールは相手をたたきのめそうと飛び出した先で事故にあう。そしてリズには陣痛が訪れた。赤ん坊を取り上げたのは何の因果かアントだった。リズは生まれたばかりの赤ん坊と誰にも頼らずに生きていくことを決めるのだった。

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