トゥルー・ロマンスのレビュー・感想・評価
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音楽が印象的
タランティーノ節
12月にリバイバル上映決定!
これは見に行くしか。
「俺が書いた脚本を他の監督が映像化したなかで、ただ唯一の傑作」
とタラちゃんに言わしめた、お墨付きの作品。
タラちゃん節全開でタランティーノファンも納得だけど、
監督がトニースコットだから、丁度いい塩梅。
(ガッチガチのタラちゃんも好きだけど!)
あと、なんといってもウォーケンがいいんだ!!
主人公の居場所を突き止めようと、罪のない主人公のパパに言い寄るウォーケンが怖すぎる。
(そんなウォーケンを黒人ジョークでかわすパパもいかしてる)
パトリシア・アークエットの登場シーンも最高。
ポップコーンこぼすシーンが素敵すぎる。
あとブラピがちょい役で出ているのね笑
あれは笑った。
普段絶対に見れないクソみたいなブラピが見れるよ!
脚本、監督、キャスト、全部かっこいいよ。
It's enchanted
けっこうよかった
公開時に映画館で見てあまりの面白さに感動して、次に見返した時は、主人公が悪くない形のドラマはあまり好きじゃないと感じた。今回3回目、カナザワ映画祭で見ようとしたら残念ながら上映中止になってしまった。そのためDVDで見返した。
前回の印象とは違って、主人公は明確にクズで犯罪行為に気軽に手をそめるような男でとてもよかった。なぜ、前回そのような印象を持ったのか、あまりに傑作であるとハードルを高めていたのかもしれない。
クリスチャン・スレーターがとんでもないイケメンだと思っていたのだが改めて見たら、コソ泥みたいな割としょぼい顔で、ヒロインのパトリシア・アークエッドも首が短くてエレガントさに欠ける、本当に売春婦っぽい。結婚相手の親に会うのにおっぱい出し過ぎで、服も赤すぎる。リアルなキャスティングだったのではないだろうか。二人とも現在、さっぱり活躍していないところも物悲しい。
自分が悪くて申し訳ないと思っているのに、強い口調で相手を言い負かそうとするような感じ、一体なんなのだろう。すごく感じ悪くて、嫌だ。
ギャングがすごくジェントルな口調でえげつない拷問するのが怖かった。
音楽が、その後アンビリバボーなどで気軽に使われていて、この映画のサントラだったのかと改めて気づいた。
コカインの大量取引で大金を狙うのではなく、小分けにしてクラブなどでちょっとずつ売ればそこそこハッピーに長期間生活できて、人脈も広がり、それなりの商売になったのにな~と思った。
やっぱ面白かった!
素敵
最高です。
脇は隙がないほど固まっている
随所に散りばめられた映画への愛、ド派手なアクションシーンと吹き出す血潮、タランティーノ色が色濃くでた一作。
また、キャストの豪華さは見ての通りだが、キャスティングの上手さが素晴らしい。
エキセントリックな変人ぶりが光るオールドマン、ダメ男に成りきったブラピ、そして極めつけはウォーケン、デニス・ホッパー、名優同士の共演だ。
たった、数分間だが観ているものに有無を言わせぬ迫力があった。
あのシーンだけでも作品を一見する価値がある。
またパトリシア・アークエットもチャーミングで魅力的だ。
ストーリーは、完全なるハッピーエンドでタランティーノとしてはなかなか見ないものになっていた。(脚本だからか?)
トニー・スコットも今までムキムキの男臭い作品のイメージがあった。
また、哀愁漂う音楽も作品を悲しげに飾りつけていて良かった。
これ程に全ての要素が上手くマッチして1つになっている作品はそうそうないだろう。
絶妙なバランス!
クエンティン・タランティーノ脚本だけあってバイオレンスなところはもちろん有るし、ラブロマンスもそこまで甘く仕上がってないのが絶妙なバランス。
監督トニー・スコットがそれを映像化した。
主人公はもちろん追われる身となるが、最後のオチは偶然の巡り合わせを味方に付けたタランティーノらしいものとなっている。
キャストを見ると豪華キャストで作られたようだが、サミュエル・L・ジャクソンは20秒ほどしか映らないチョイ役で注意しないと見逃しそうだし、ブラピは「主人公の幼友達とルームシェアしてる人」という役どころ。その中でデニス・ホッパー、ゲイリー・オールドマンは持ち味を活かした配役だった。
最近のラブストーリーみたいに甘過ぎず、かといってバイオレンスな部分が目を覆うほど酷いものでもない、監督トニー・スコットと脚本クエンティン・タランティーノと相性が良かったのかもと思えるくらいスッキリしたまとまりを見せてます。
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