トゥルー・ロマンスのレビュー・感想・評価
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爽快感マックスバイオレンス映画!
自分が生まれる前に公開された映画を鑑賞。
今活躍してるハリウッドスターがちょい役で、でもそのちょい役でもすごいかっこよかったけど、何よりストーリーにシビれた
タランティーノが脚本を書いているってだけで興味本位で観たのがこんなにも大作だなんて思わなかったしバイオレンスに満ちてるこの映画はどこかタランティーノ感が出てる気がした
自分がまだまだ知らない名作があると思うとワクワクするしもっといろんな名作を知りたいと思った
音楽がはまってる!!
クラレンスとアラバマのロマンスを表したような音楽が印象的でサイコー!
C・スレーターも良かったが、なんと言ってもP・アークエットがキュートでセクシーで良かった!
今では考えられないキャスティングも凄い!
内容的にもタランティーノらしさ全開で面白かった。
特にC・ウォーケンとD・ホッパーのシーンは緊張感があり印象的だった。
それにしてもブラピとG・オールドマン出番少なっ!バル・キルマーとS・L・ジャクソンに至っては初め全く気付かんかったわ。もったいな~。
この作品もっと評価されても良い気がするんじゃけどな~。
真実の愛
こうはいが好きだと言っていた
驚いた
アイツにこんなに繊細な感性があるのだと
人は分からない、当たり前だろうね
「わかる」なんていうやつが一番の嘘つきでしょ
早い段階できつく辛い経験をしておけば晩年はいいことだらけだと思う
前向きな考え方もしょ
愚痴を言うより感謝の言葉を声に出せば幸せは増えるって思う
いくつもの辛さや悲しみやキツさから学んで幸せになるんだよね
明日も……
攻める逃避行
10代の頃観たと思うのだけど、全く覚えておらず観たのだけど面白かった。
主役の二人が馬鹿なのが良い。
若さとノリと瞬発力でいっさい悩まず、周りに迷惑かけて突っ走って行くのがどこか憎めず清々しさすらある。
パトリシアアークエットのオッパイは避けて通れず、チョイ役のブラッドピットの格好良さもハンパない。
片目の男を殺した所から始まり片目で終わるのは意図があるのだろうか?
破滅的でテンポ良く、キャラも魅力的で台詞もキレててとても面白かった。
なるほどこれは傑作と呼ばれる訳だ!
すごく不思議な映画でした。
あんだけのバイオレンスだったのに
エンディングは軽めで爽やか
しかもどこか暖かい不思議だ
冒頭のクラレンスのかっこよさと
パーフェクトの恋に落ち方
アラバマの強さ、逞しさ。
2人がだす空気感
なんだか凄みがあった
音楽も印象的
オープニングで おっと思わせる
好きなシーンはやっぱり
「あなたのしたことって……あなたのしたことって…すごくロマンチック」
ですよね〜
あとラストのアラバマの語りも良かった〜
まさかハッピーエンドで終わると思わなかったけど
ありがとうって感じ
そんでゲイリーオールドマンの悪役は
本当に怖いよね レオンから思ってたけど
you're so cool…
タランティーノがパルプフィクション前に脚本担当しトップガンのトニースコットが監督している&脇役が豪華!ブラピもゲイリーも若いw
序盤の美しさから一変ローラーコースターやモーテル、クライマックスは爆笑のタランティーノ全開!迷いのないオタク妄想的シナリオは好感。
プロットでは2人とも死ぬはずが監督希望で変更してタランティーノがヘソ曲げたって話だし、序盤とEDはトニー・スコット様々なのかな。そっちの空気感のが個人的には好き。純愛→ハッピーエンドはやっぱりいいよ。
綺麗なナチュラルボーンキラーズ。
純愛
ギャングと麻薬と売春って、お決まりな転落ワードなのに、ラストまで純愛を貫いて幸せになってしまうのが、意外性があって良いですね。タランティーノ、案外擦れてなかったんだ。
タランティーノは初期作品しか鑑賞してないのですが、結構女性が一癖あるイメージ。だけど、アラバマはシンプルな女性です。ビッチな馬鹿っぽさって、ある意味受けるのかもしれない。
作品は、デビッド・リンチの『ワイルド・アット・ハート』っぽく感じました。エルビスもキーワード。
犯罪アクションロマンスムービー。 序盤は正直そんなに乗れなくて、あ...
犯罪アクションロマンスムービー。
序盤は正直そんなに乗れなくて、あれ、これ評判ほどじゃないのかな?と思って観ていたら、ゲイリーオールドマンをぶっ殺した後家に帰るとパトリシアアークエット演じるアラバマが「殺したなんて、殺したなんて………ロマンティックだわ!」と、まさかの発言。ぶっ飛び具合にヤられました。クレイジーとは思ったけど本物じゃねーか!
中盤にあるアラバマのアクションシーンは、タランティーノが監督じゃ描けないような泥臭い感じでカッコ良く、トニースコットならではなのを感じた。
1番の見所はデニスホッパーとクリストファーウォーケン2人の、タランティーノ節が効いた密室での会話劇。さすが、やっぱ引き込まれます。
ラストにみんなが集結する所は綺麗すぎて笑ってしまうけど、終わり方も気持ち良くて、なんかハッピーになる。
即死したサミュエルLジャクソンと死ななかったブラピに拍手。
「you're so cool, you're so cool, you're so cool.」
最強最高のラブロマンス映画
自分にとっての最強最高のラブロマンス映画。
この映画を初めて見た頃の自分は岡崎京子の漫画が大好きだった。
脚本はタランティーノ。
90年代という時代を切り取った映画。
ちょっとオタクでイカれた主役を演じたクリスチャン・スレーターがとってもハマっている。
ヒロインの女の子のバカっぽい感じででも主人公大好きなとことか・・・ほんとツボです。
ラストシーンも大好き(=^_^=)
ウォーケンとデニス・ホッパー
タランティーノをT・スコットがぁ!?
全盛期バリバリなC・スレイターに脂の乗っていた頃のG・オールドマンにヤサグレ感が格好良かったB・ピットにプレスリーのV・キルマーとキャスト陣が最高だった90年代半ば。
タランティーノが撮らずにT・スコットで正解なスピーディーな演出にスタイリッシュな暴力描写。
ウォーケンとD・ホッパーこの二人が対峙するシーンは緊張感がハンパなくタランティーノ節が全開。
全てが最高でテンション上がりマクりなイカれマクったジェットコースタームービー!!
2018/7.31
高校生の時に初めてレンタルしてDVDも買ったしブルーレイに買い直したし何度も観てやっと映画館のスクリーンでの鑑賞に歓喜!!
思えばJ・ガンドルフィーニを初めて見た作品でもあった本作で今や好きな役者の一人で彼の新作を観れない悲しさもあり「ヤングガン2」でC・スレイターを好きになり本作は彼の全盛期の中でもブッ飛んでいて今やそんな輝いた姿を見れないのは悲しいが今もボチボチ出演作はある訳だし頑張れスレイター!?
そしてT・スコットもD・ホッパーもやはり頑張れスレイター!?
GWに見れてよかった!
連休最終日に映画観たいけど外出たくないな〜、と思っててamazonプライムぼーっと探してたら未見でイイのがありました。良い時代になりましたね。
93年の作品ですが、古臭さを感じませんでした。
ドラマとしてはメロウな印象強めですが全く鼻につかず、バイオレンスが突っ走るほどドラマの軽妙さが救いになっていて、バランスが良かったと思います。
ハンス・ジマーの音楽はこのストーリーにこれを当ててくるセンスが、はっきり言って変、だけどこれが正解に聴こえてくるあたり、スコアのキャッチーさも含めてスゴいな〜と思います。
助演陣がまた素晴らしくて、デニス・ホッパーとクリストファー・ウォーケンのくだりは、これだけで白飯10杯いけちゃう名場面でした。ブラピはおいしい役でしたね。あっという間にフェードアウトしちゃうS.L.ジャクソンですが、あの喋り口調は昔から変わらないんですね。
トニー・スコット監督作ですが、タランティーノ印がガッツリ刻まれていて、序盤はまさに彼の私小説的な流れなのですが、残りは映画ファンによる映画ファンのための妄想全開で、妄想好き諸氏にもオススメできる内容でしたよ。
あんまりロマンスではない
アメリカンニューシネマへのモチーフに憧れるオタク風の主人公の話だった。だからその辺観てる人ならより理解できるシーンとかも多かった。
キャストを見るだけでもかなり大物が揃っているのが分かるが、意外とちょい役でしか出てない人も多かった。
予想と違って案外コメディ的な要素が強いかったけど、キャストは真面目に演じるからそれが逆にコメディになったりもしてて変わった映画だった。
タイトルにひかれてロマンスかと思って観たら女性にも容赦ないバイオレンスなシーンがあるのでびっくりするかもしれない。
しかし、ちょい役でしか出なかったブラピが異常に存在感を発揮してて格好良かった。
納得の名シーン
名シーンと呼べるものがいくつもあってびっくりしました。いい感じに脚本からタランティーノの匂いがしたし、トニースコット監督の味がしました。そんなに女子受けはしない部分もあると思うし、万人向けではないです(カンフー映画みたいに)。
まずキャストが全て合ってました。笑
これは本当に完璧で、華もあればバイオレンスもあり、緊張感もあり愛もあった。
クリストファーウォーケンの掛け合いは有名ですが、見れば見るほどよかった。
タランティーノの積年の妄想が滲む、いや爆発する! 本作の全てが好きです。
「ねぇ、うちでソニー千葉のカンフー映画観ない?」
そんな誘い文句、初めて聞きました(笑)
クラレンスって、カンフー(空手)映画オタクなんです。
映画館でアラバマにポップコーンをこぼされる出会いから、
「ねえパイ食べない?映画の後にはパイが食べたくならない?」
って、もうアラバマ(パトリシア・アークエッド)、可愛いさしかないですからね!
ミッキー・ローク好き。
エルビスの声好き。
カンフー好き。
パイ好き。
で、ペルシャ猫が嫌い。
この会話だけで、アラバマの人物像ができあがります。こういうの、タランティーノ巧いです!ほんと、感動します。
そうなんです。本作には沢山の登場人物が出てきますが、それぞれのキャラに魅力があるのは、こういう少ない会話でも想像力を膨らませるタランティーノの巧さ&トニスコ監督の細かいカット割り職人技の、絶妙なマッチ感だからだと思う。
すみません!かなり暑苦しいと思いますが、このテンションで最後まで爆走します。宜しくお願いします。
そんなアラバマは娼婦で、コミック店のボスからクラレンスへの誕生日プレゼント。
ひと晩過ごした後、アラバマは急に「娼婦から足を洗う!」って宣言します。
この時のアラバマも可愛いんです!
「4日で3人だけ!使い古しじゃないのよ。私はホワイトトラッシュじゃない!真面目な女よ。好きな人ができたら、一人の男に尽くす女。好きになった男以外、他には目もくれない。好きな人に100%尽くす女よ。ひと晩で馬鹿みたいだと思うかも知れないけど、貴方を愛してしまったの」
熱弁(笑)
童貞感ハンパないオタクが、ひと晩で可愛い娼婦を落としてしまうんですよ!
なんという、童貞のポテンシャル!なんという、厨二!
本作は25歳まで彼女がいなかった、タランティーノだから書けたんでしょうね。きっとこのバイオレンス・ラブなお話は、彼のユートピアなんです。
私の好きな作家の奥田英朗先生は、作者が作品に滲み出るな、作者は引っ込んでろ、読者は作者に全く興味がないと頭に叩き込め!と仰いましたが、本作の場合は滲み出て正解です。
いや、タランティーノの作品は、全て彼の「悶々」から生まれていると言っても過言ではありません。そこが好き。
本作も、テレンス・マリックせんせの「地獄の逃避行」1%オマージュ、99%は彼女がいない時代のタランティーノの「悶々」でできていると思う。
でもそう考えると、なんだか、もろもろ感慨深いです。
伝わらないことを承知で書くんですけど、アラバマの「100%」って言い方が可愛いんですよ。「好きな男には100%尽くすのよ」って。100%の「パッセッン(ト)」これ、よく真似します。
ドリュー・バリモアの「テンキュァ」くらい可愛いんです。あ、これも真似します。けど今のところ、アメリカ人にウケたことがはありません(笑)
アラバマみたいな女性になりたかった。安っぽい服を着て、セクシーでキュートで、いつもニコニコしてて優しくて、知識はないけど、知恵はある。本当に一人の男に尽くすから、拷問されても口を割らない。しかもぼっこぼこにされても、反撃のチャンスを狙って逆転します。クラレンスといつもべたべたして、ちゅーばかりしてます。
アラバマ可愛い。大好きです!
そんなアラバマとクラレンスは電撃婚。でも、問題が!アラバマのヒモ(ゲーリー・オールドマン)です。
たまに出て来る、神的存在のエルビス・プレスリーが、実は1回目では気付かなかったヴァル・キルマーです。
エルビスがクラレンスにいうんです。アラバマのヒモを殺せって「YOUやっちゃいなよ」って。エルビスは、こんな感じでちょいちょいクラレンスの背中を押してきます。
クラレンスがヒモを撃ち殺して帰宅。アラバマのリアクションが、また素晴らしい。
私の為に殺したなんて……(泣)
私の為に殺したなんて……(泣)
「SO ROMANTIC !! 」
実はこのシーンが、全ての映画の中で一番好きです。ええ、全てです。
そしてここ、よく真似します(笑)でも、殆どの人に分かって貰えません。
その他、出演者が豪華です。
クラレンスの父親役にデニス・ホッパー。
マフィアにクリストファー・ウォーケン。
ポン引きにゲイリー・オールドマン。
ドラック中毒にブラッド・ピット。
エキストラ的扱いのサミュエル・L・ジャクソン。
変装が凄すぎて分からないヴァル・キルマーなどなど。
このデニス・ホッパーとクリストファー・ウォーケンが対峙するシーンが圧巻。デニス・ホッパーの長台詞は、実はアドリブ。このシーンよく観ると、ウォーケンが本気で困っているのが分かります。
「シシリアは何百年も前にムーア人によって征服された。ムーア人は黒人だ。ムーア人は白い肌と碧い目の女とだけF○CKした。だからシシリア人には黒人の血が流れている……(略)you are black eggplant!」
デニス・ホッパー格好いい!そしてこの話でブチ切れて、1984年ぶりに人を撃ち殺す、クリストファー・ウォーケン。そのメンタリティについていけないけど……、同じく格好いい!
「black eggplant(黒ナス)!」、
「cantaloupe(マスクメロン)!」
の後に、ウォーケンは何発もホッパーに撃ち込む。マスクメロン!で殺すとか。
二人の俳優のセンスが、素晴らしい。「ヒート」で、アル・パチーノとデニーロが対峙するシーンより、断然凄いと思う。
タランティーノは、クラレンスとアラバマが撃ち殺されて死ぬラストを考えていたようです。その場合、二人は自由を求めてないと成立しないですよね?ええ、勿論アメリカンニューシネマの刷り込みですよ。
でもトニスコ監督の万人受感と、タラ汁がいい感じにミックス&シェイクされた、幸せでほのぼの感のある素敵なラストなんです。
本当は「You're so cool!」とか、「死体袋の帰還兵」とか、色々語らなくちゃいけないことがあるんですが、ここまでで原稿用紙4枚です。さすがに、そろそろ終わろうと思います。
あれ、クリスチャン・スレーターに全く触れてなくね?
そうなんです。本作ではクリスチャン・スレーターの見せ場ってないんですよ(笑)なので彼のことは、「フラッド(1998)」ででも語ることにします。多分。
では、長々とお付き合いくださり、テンキュァ!
この時代の映画は
もう20年も経つとは俺も歳をとるはずですわ
最後にドタバタする系映画はコレが初めてだったなー
ちょい役でこの役者使うのーー!!!って何回も突っ込んでしまうこと間違いなし!!(サミュエルLジャクソンやバルキルマーに至っては気づきもしなかった)
そーいや最近クリスチャンスレイター見なくなったな
いやはや、いい映画だ!
つい先日、この映画のクリストファー・ウォーケンとデニス・ホッパーとのやりとりの場面のことが突然頭に浮かんだ。そしたら、早稲田松竹でやるとのこと。これは、やはり観るしかない。90年代、たぶん息子の影響で観た映画だ。タランティーノの脚本、トニー・スコットのメガホン、いやはやいい映画だ。ゲーリー・オールドマンの気持ち悪さ、ブラッド・ピットのどうしようもない怠惰さ、ジェームズ・ガンドルフィーニの変態チックなアラバマのいたぶり方、一つ一つの画面が、鮮明に頭に残っている。音楽の使い方も、ステキだ。
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