劇場公開日 1952年6月7日

「ベルリンを舞台に少年の悲劇を描いたネオレアリズモの厳しさ」ドイツ零年 Gustavさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ベルリンを舞台に少年の悲劇を描いたネオレアリズモの厳しさ

2023年3月3日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD
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Gustav
Gustavさんのコメント
2023年3月5日

マサシさん、共感ありがとうございます。
一方的な侵略による戦争でなければ、善悪の判断は難しいですよね。戦争の反語は一般的に抽象的な平和と言われますが、個人レベルでは互いに仲良くしましょうでしょうか。でも好き嫌いがあるのが人間です。嫌いな感情を増幅させると憎しみに変化して争いの元になります。戦争の反語は憎悪の対義語の友愛、もしくは寛容ではないでしょうか。10代から様々な映画に触れて得た教訓で、憎しみを抱えるものは幸せにならない、と教わりました。また大人になるという事は、世の中には色んな人がいるという事を知ることと悟りました。フィッツジェラルドの「華麗なるギャツビー」の中に似た表現があります。そのお蔭で会社員のときは、嫌いになっても憎まないでそれなりに対応する術を身に付けました。
この映画のマサシさんのレビューを楽しみにしております。押し付けがましくてすみません。

Gustav
マサシさんのコメント
2023年3月5日

こんにちは。この映画も我が親父大好きでした。2回くらい見せられました。いつ見たのか記憶にありませんが、親父は『ドイツばかりが悪いじゃない。アメリカにもナチスはいたんだぞ』っての賜っていたのを思い出します。そんな幼少期を経験し、今の僕はあります。
しかし、懐かしいです。早速、近いうちに見て、また、レビューさせていただきます。
お邪魔いたしました。

マサシ