劇場公開日 1991年6月8日

「偉大なるロックバンド ドアーズ」ドアーズ(1991) RAIN DOGさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0偉大なるロックバンド ドアーズ

2022年7月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

久し振りに観たのでレビューします。

パンクのゴッドファーザー、ドアーズの伝記映画。

ストゥージズと並び、後のパンクにも影響を与えまくったバンドだと思います。

作中のセリフから引用すると、

ニーチェいわく 偉大なものは恐ろしき仮面をかぶる 人間の心に刻み込むため

だそうですが、

スキャンダラスに、刹那的な生き方で、27歳の若さで、この世を去った、正真正銘、真のロックスター、ジム・モリソン。

普通じゃない変わった詩を書く、天才詩人でも、あります。

長い髪に革パンのイメージからハードロックな音を想像するけど、その音はジャズからの影響が強いんですよね。

大好きなバンドです。

このバンドを知らずしてロックを語るなと言いたい。

バル・キルマーがジム・モリソンを演じてますが、ビックリするぐらいソックリで、

カイル・マクラクランもレイ・マンザレクを演じてますが、同じくソックリ(笑)

この映画は、みんな似てるんですよ。

パム役のメグ・ライアンは、僕が観た彼女の映画の中では、この映画が1番魅力を感じますね。

ミュージシャンの伝記映画って結構あるけど、よく出来た作品だと思います。

ドアーズの事よく知らないって方にも、オススメです。

名曲がギッシリ入ってて、ドアーズの事を学べます。

昔、ブランキー時代の浅井さんが、たまにラジオでドアーズかけてたな…

これからドアーズ聴く方は、大名盤1stからがオススメです。

『地獄の黙示録』にも、名曲「The End」が使われてます。

RAIN DOG