テンタクルズのレビュー・感想・評価
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サイテーB級映画…でもね、愛しいの(笑)
テレビ大阪「シネマクラブ」を録画して鑑賞。
欧米人はタコがお好き。
食べるのが? 否、大きくするのが(笑)
同じような場面の垂れ流し、緊迫感の欠片も無い大ダコの襲撃、的外れな演出、グダグタで冗長なストーリー、しょぼ過ぎる特撮、全然合ってない音楽…。そもそもタコの大きさが場面によって変わる…これ、B級モンスター映画あるある(笑)
ここまでええとこの無い映画は久し振りでした(笑) 当時のやってまえ~というテンションのまま製作されたことが伝わって来て、大いに感服致しました。でもここまで潔いとなると、逆に愛しくなって来るんだから困ったもんです…(笑)
見え透いたハリボテの大ダコが襲い掛かって来ても、ぜ~んぜん怖くないよ(笑) むしろ面白過ぎて笑えてました。
シャチのおもちゃでタコをつつきまくる最終決戦(笑) なんの面白みも迫力も無かったけど、めでたしめでたし(笑)
タコは後で美味しくいただきましたとさ…知らんけど(笑)
何がトレンブル・サウンドじゃい!!!(笑)
【余談】
ジョン・ヒューストンとヘンリー・フォンダの無駄遣い(笑) てかよう出たなこんな映画に(笑) いつの間にか出て来なくなったし…。タコに食べられた? ―んなわけない(笑)
B級タコ・ホラー
本来、この手の映画はネタバレ厳禁なのだが映画.COMのほうで既にストーリーをばらしているし気遣うほどの作品ではないので愚痴ってしまいます。
ジョーズをタコに替えただけのチープな企画と演出、冒頭から罪もない赤ん坊が犠牲者になる、エンタメで超えてはいけない一線を軽々と飛び越える、恐怖心以前に無神経さに怒り心頭、その後もただただ可哀想な犠牲者が増えるばかり。
姿を見せずに怖がらせるところもジョーズのパクリ、気配の音楽もジョーズのテーマを意識したのだろうが下手な呼び鈴にしか聞こえない、決闘シーンのBGMも日本の時代劇の合戦シーンのような古臭ささにはセンスを疑う、映像も粗隠しなのか寄りすぎでどうなっているのかよく見えない。
冒頭の必然性のない鯱の調教、「海のギャング鯱を飼い馴らすとはすごい」のセリフで結末が容易に予想できてしまう、伏線の張り方すらも分かっていないお粗末さ。恥も外聞もなくよく作ったものですね。
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