天使の涙のレビュー・感想・評価
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昔の吉川晃司の映画を思い出した
何度か寝た。。
金城武が初恋の人に偶然遭遇しその人の気を惹こうとチョロチョロするシーン、ミシェルがベッドで一人エッチしているシーンも。単調で長い!寝るって、、。
画はさすが「監督:ウォン・カーウァイ」「撮影:クリストファー・ドイル」のコンビ。とってもお洒落。これは香港に行きたくなるよ。
中身の方は破綻していたような。ハードボイルド、恋愛、コメディ、親子愛、、、。気負った中二病が色々詰め込んで作った学芸会の演劇のよう。
でも観終わった後「こんな我慢した会社人生はやっぱダメだわ。」と思ったのよね。なんでだろ。
✳︎『モダン・タイム』『テイク・イット・イージー』など若かりし吉川晃司主演の映画を思い出した。そういう空気感。つみきみほ、とかね。観たくなってきた。どこかで再演してくれないかなあ。
『恋する惑星』(重慶森林)の一部として描かれる予定だったエピソード...
『恋する惑星』(重慶森林)の一部として描かれる予定だったエピソードを、独立した作品として作ったのが『天使の涙』(墮落天使)。
ウォン・カーウァイには「香港の男はスチュワーデスと付き合うのがステータス」と言う概念が当時あったのだろうか?
喋りまくる失恋娘ヤンの毒舌シーンが面白い。
レオン・ライ(Leon Lai)
(Lí Míng、黎明)
殺し屋ウォン
ミシェル・リー(Michelle Reis)
(Lǐ Jiāxīn、李嘉欣)
エージェント
金城武(かねしろ たけし)
モウ(何志武)
チャーリー・ヤン(Charlie Yeung)
(楊 采妮)
失恋娘ヤン
カレン・モク(Karen Mok)
(mò wén wèi、莫文蔚)
金髪の女
チャン・マンルイ
モウの父
チャン・ファイフン
アイスを食べさせられる男
斎藤徹
居酒屋店主の斎藤
※サブスクに無いと思い BDレンタルしたがU-NEXTにあった第ニ弾
エンディングのThe Flying Pickets『Only You』(1983)、個人的には映画楽曲の十指に数えられますね。
新文芸坐さん「熱烈アンコール 真夏のウォン・カーウァイ」特集にて『恋する惑星』(1994)『天使の涙』(1995)を久々のスクリーン鑑賞。
『恋する惑星』は1994年制作、今年2024年で30周年。
つい数年前の作品と思ってましたが、光陰矢の如し、時の流れの早さに卒倒しそうです。
劇場は両作品とも超満員(264席)。
公開当時は産まれていないだろう若い観客も多く、不朽の名作として新しいファンが常に創出されているようでうれしいですね。
『天使の涙』(1995)
もともとは『恋する惑星』の一部(3話目)として考えれたストーリーでしたが『恋する惑星』のポップさに反してかなり暗め、撮影のクリストファー・ドイルのカメラワークもさらに激しさを増してましたね。
個人的には『いますぐ抱きしめたい』(1988)、『欲望の翼』(1990)、『恋する惑星』(1994)の初期3作の集大成的な作品と感じましたね。
ラストのバイクで疾走するシーンでのアカペラ・グループThe Flying Pickets『Only You』(1983)はこれまた凄い選曲、個人的には映画楽曲の十指に数えられますね。
WKW恐るべし。
1995年の香港の記憶
香港の街で繰り広げられる5人の恋愛(片想い)群像劇。公開されたのが1995年、20年近く前の作品なのに、新鮮で、芸術的で美しい。
殺し屋と、殺し屋に恋をしたエージェント。パイナップルの缶を食べて話すのが困難になったモウ(金城武)の初恋。殺し屋に振られる金髪女…。香港の街で、誰かが誰かを想い、そして優しく涙を流す…。
正義も悪も、愛も裏切りも…あの混沌とした香港が、あの頃の香港だったんだな。
モウとモウのお父さんとのシーンが温かくって心揺さぶられた。モウが撮ったブレブレのビデオカメラ、感度も巻き戻して観るお父さんのシーンが一番のハイライトかも。
当時のレオン・ライかっこ良すぎでしょ!こんなカッコいいのに殺し屋だなんて、ズルすぎる。金髪女の謎のテンションの高さは苦手だ。そしてエージェントを演じたミシェル・リーが妖艶で美しい。香港の駅の様子が素敵だった。
ウォン・カーウァイが手がけると瞬く間に宝石のような映画になる。これぞ、W.K.Wマジック。𝗪𝗞𝗪𝟰𝗞コンプリートまであと少し!
(原題) 堕落天使
映像と音楽を堪能
2022香港の夜はどうなってるの?
ハチャメチャな香港の夜
憧れから懐かしさへ
映像の音楽が素敵な香港の映画。 本年度ベスト級。
音楽
これがウォン・カーウァイか!
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