劇場公開日 1995年7月

「ジャック・オディアール監督のデビュー作」天使が隣で眠る夜 たいちぃさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5ジャック・オディアール監督のデビュー作

2024年4月7日
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鑑賞方法:DVD/BD

ジャック・オディアール監督のデビュー作だから観てみた🎥
冒頭で殺人未遂事件が起こるので、「お~、この真相を追及していくのか…」と思ったら、そういうわけでもなく、次々と出て来る登場人物たちの風景を割と淡々とパラレルに描くので、自分はノリきれなかった(^^;

初老のシモン(ジャン・イアンヌ)が若い刑事ミッキーに頼まれて、ある自動車の中でカセットテープの入れ替えをしていると、銃声が聞こえてミッキーは撃たれて植物人間になってしまう。
一方、やはり初老の賭博師マルクス(ジャン・ルイ・トランティニャン)がヒッチハイクをしていると若者フレデリックが寄って来る。この二人のコンビ行動が始まる。
シモンは刑事を撃った犯人探しをするのだが……といった物語を軸にしながら、盲目の老婆・シモンの娘などが出て来る。
それらが断片的に並行して描かれ、時にはタイムワープした描写なども見られて、本作を観ている間じゅう、頭の思考が混乱させられるような感覚がイヤだった。

確かに、ミステリー要素を保ちながら観られる映画だが、あまり凝りすぎないでシンプルに突き進むような映画の方が好きである。

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たいちぃ