「【陽光も降り注がない近未来のデリカテッセンで、行われていた事を描く、ブラックシュールなコメディ。】」デリカテッセン NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【陽光も降り注がない近未来のデリカテッセンで、行われていた事を描く、ブラックシュールなコメディ。】
ー ジャン=ピエール・ジュネ監督作品は、「ミック・マック」で出会い、その不可思議な世界観に嵌ったモノである。
その後、新作は欠かさず見てきたが、初期作品は鑑賞する機会が無かった。-
◆感想
・どこのどの時代にあるのか分からない舞台設定。初期からブレない世界観。
・デリカテッセンの求人募集にやって来た人の良いルイゾン(ドミニク・ピノン:彼は、今作以降ジャン=ピエール・ジュネ監督作品には欠かせない存在となる。)
・どこからか、供給される”肉”。何もない筈なのに・・。
・徐々に明かされる、デリカテッセンの秘密とは・・。
<最初期作品と言う事もあり、ストーリー展開に粗さはあるが、ジャン=ピエール・ジュネワールドはこの作品が出来た時点で、厳然と出来上がっていた事を確認した作品。>
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