「設定は強引だが」デモリションマン プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
設定は強引だが
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刑事のスタローンは誤解がもとで冷凍の刑に処せられる。
数十年の間冷凍され、刑期が過ぎれば解凍されるというもの。
そんな時、かつてスタローンの逮捕した極悪非道男が爺に解凍される。
この爺は自分が権力を握るために極悪男を利用しようとしたのだった。
太刀打ちできなくなった警察はスタローンを解凍、対峙させる。
時代は平和そのものになっており、酒とか肉は禁止となっていた。
さらに常に監視されていて、汚い言葉使いとかもNG。
そんな時代なんで、スタローンの強引な捜査は際立つことになる。
でもこの時代にもまともな(?)人達はいて、地下に潜って生活していた。
地上での人間らしくない異常な生活を否定していたのだった。
スタローンは彼らを味方にして極悪男と戦う。最後は殺して終了。
その前の黒幕爺は極悪男に殺された。アホや(場)
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確かこの作品は高校の時に劇場に見に行ったんじゃなかったかなあ。
当時はみんなデモリッショマンって発音してた。
でも文字では明らかにデモリションマンなので、当時から疑問だった。
ググってみたら669件のみがヒット。やっぱり小数派やったか。
それにしても現代の常識の通用しない未来の世界で、
バリバリの現代人を活躍させるために強引な設定になってるなあ。
冷凍の刑って何やねん(場)
自由を奪ったり強制的に労働させて本人に罪の重さを認識させる、
それが懲役刑の意味やのに、冷凍されて数十年って意味ないやん。
単に未来に送られるのと全く同じで、ある意味オイシイやん。
不治の病の特効薬の開発を信じて自ら冷凍される人さえおるのに。
まあでもこのテの映画にそんなツッコミは野暮ってもので、
派手に暴れて悪が滅びればそれでOKということで。