「アメリカ銃社会」狼よさらば kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
アメリカ銃社会
まず驚いたのが、『ジュラシック・パーク』や『ザ・フライ』のジェフ・ゴールドブラムが出演していること。若い!と言うより、顔が変わってない・・・。チャールズ・ブロンソンは顔と声が間寛平に似ている(故人に対して失礼ですが)。
昔観たときには、単なる復讐劇のように感じたのであるが、日本人留学生射殺事件やマイケル・ムーアの映画を体験した今となっては全く違った感想になった。この映画を論じるには自衛手段としての銃保持のあり方の問題、強いてはアメリカの銃犯罪の問題を避けられない。ブロンソンが銃に目覚めていく過程は、そのまま現代アメリカの根底にある自衛・正当防衛の論理をそのまま肯定しているかのように取れます。当時の公開時は社会に与える影響も大きかったと推測されます。
それはさておき、やはりブロンソンは決まっている。銃を持ったニヒルな男がハマリ役である。ご冥福をお祈りいたします。
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