「街の闇、2人の女、歯牙無き男の足掻き。」チャイナタウン 吠えない狼さんの映画レビュー(感想・評価)
街の闇、2人の女、歯牙無き男の足掻き。
やられましたね。名作と言われるだけあります。何でしょう、演出や音楽、美術など映画を構成する全ての要素が相乗効果で唯一無二の退廃的かつ妖しい世界観を作り出していて、そこで展開されるストーリーが極上。街に潜む巨悪の陰謀に巻き込まれていく私立探偵=ジャック・ニコルソンはビジュアルはアレでも醸し出す雰囲気に魅了されてしまいますね。でも全てはジョン・ヒューストンでしょう。登場シーンは僅かながら不気味過ぎました。
自分の中ではL.A.コンフィデンシャルに次ぐ、ハードボイルドの傑作です。
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