劇場公開日 1975年4月12日

「大人過ぎるハードボイルド」チャイナタウン 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5大人過ぎるハードボイルド

2018年1月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

寝られる

鼻をナイフで切られるシーンが痛々しくてゾッとするし見えない敵が怖い。

アメリカン・ニューシネマの時代にフィルム・ノワール、ハードボイルド一直線に淡々とした展開に大人過ぎる渋みにJ・ニコルソンの存在感が素晴らしい。

ラストのF・ダナウェイは「俺たちに明日はない」を想起させる惨さ。

意味を成さない救えない解決出来ない結果が伴わない空しさが70年代のアメリカ映画の性か!?

万年 東一