「大人過ぎるハードボイルド」チャイナタウン 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
大人過ぎるハードボイルド
鼻をナイフで切られるシーンが痛々しくてゾッとするし見えない敵が怖い。
アメリカン・ニューシネマの時代にフィルム・ノワール、ハードボイルド一直線に淡々とした展開に大人過ぎる渋みにJ・ニコルソンの存在感が素晴らしい。
ラストのF・ダナウェイは「俺たちに明日はない」を想起させる惨さ。
意味を成さない救えない解決出来ない結果が伴わない空しさが70年代のアメリカ映画の性か!?
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