劇場公開日 1990年4月28日

小さな泥棒のレビュー・感想・評価

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4.0シャルロットが旬

2025年7月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

カワイイ

初めてこの映画をレンタルビデオで観た時主人公が有名なゲンスブールバーキンカップルの子供だと知らず、ふにゃふにゃした喋り方で大人しそうなのに盗みを繰り返したり男を誘惑したり信頼をすぐ裏切り時には傷害するほどの激しさもあり落ちる所まで落ちて札付きになったりのギャップがすごく魅力的で大好きな映画となったらああ超有名人なんだねこの子は〜と思いました。ビデオは持ってるけど見られなくなったので改めてDVDを買って久しぶりに観た。この作品前後のシャルロットも観てますがまさにこの時が1番魅力的、旬です。

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映画苦手な人2

3.5少女の痛々しさが心にしみて

2014年10月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

幸せ

フランソワ・トリフォー原作ということで、同監督の「大人は判ってくれない」の少女版とも言われているそうです。16歳の多感な不良少女をシャルロット・ゲンズブールが好演しています。
ちょっと眩しそうな目線と半開きのお口が印象的で、その行動は繊細さと大胆さを合わせ待ち、歳幅のある二人の男性に身体を委ねたり、盗みや脱走を繰り返していきます。大人目線で観ると、「これで正道にいくかと思いきや、どうしてまたするりと逃げるの?」と穏やかではいられません。とはいえ、捉えどころのない薄幸少女の魅力を最大限魅せている作品としての価値は大いにあります。

少女はいつかは小さな泥棒でなくなり、ぬくもりを手にした大人の女性に変わるかもしれない。それは母になった時。。そんな希望を残してくれるラストでした。

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sonje