「ある戦場での数日間」ダンケルク(1964) komasaさんの映画レビュー(感想・評価)
ある戦場での数日間
ドイツ軍によってダンケルクに追い詰められた英仏軍。砲撃や飛行機の機銃掃射に晒されながら登場人物がそれぞれの選択をしていく。ヒーローや美談を必要とする戦争映画とは異なり、戦場での日常が淡々と描かれている。
砲弾が空気を切り裂く甲高い音と、その後また日常に戻る兵隊達の背景に流れる飄々としたとも悲しげとも言えないBGM が後を引く。
ラスト、砲撃直後の砂丘をヒロインがピンクのワンピースで駆けてくる姿は、鮮やかで美しい
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