戦う幌馬車(1967)のレビュー・感想・評価
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戦車のような馬車には度肝を抜かれる
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総合:70点 ( ストーリー:70点|キャスト:65点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
前半はたいして盛り上がらない。人が大勢登場する。敵もいれば、一緒に戦う味方もいる。主演の二人はそうは悪くもないが、敵方も含めて全体に登場人物の描き方が中途半端で、どんな人なのか・どんな過去や背景を持っているのかが掘り下げられていない。有名俳優二人が出演しているとはいえども、劇中ではわからない人同士が何か集まりましたというだけ。
後半、鉄板を張り上面にはガトリング銃の銃座を設置した戦車のような凄まじい馬車が登場、これを襲うのか、どんな凄い戦いになるのかと期待が高まる。現代で例えるとまるで現金を輸送する戦車を襲うようなものだが、これだけ期待させておいてその戦車が殆ど活躍もしないままに自滅してあっけなくやっつけられてしまう。あの派手な登場は一体何だったのかと、違う意味で度肝を抜かれる。そんな呆気にとられた部分もあったが、後半は馬車をどう襲撃するのか、その後どうなっていくのかと活劇も物語も盛り上がって楽しめた。
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戦う幌馬車
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ともかく2大スターの豪華共演でみせる西部劇。理屈のみで楽しい。ほかの俳優でえんじたらただの西部劇。でもジョンウェイン/カークダグラス共演だとやはりお金をかけて制作したある。いまどきこのような映画は二度と作れません。
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