黄昏のチャイナタウンのレビュー・感想・評価
全4件を表示
続編で失敗するパターン
2023年2月19日
映画 #黄昏のチャイナタウン (1990年)鑑賞
#チャイナタウン の続編で主演の #ジャック・ニコルソン が監督をとっちゃったけど。
私立探偵ジェイク・ギテスを主人公にした3部作の構想だったが、今作がコケたのでが3作目は製作されずじまい
遅すぎた続編
「チャイナタウン(1976)」でアカデミーやゴールデングローブ賞などをとった脚本のロバート・タウン、製作のロバート・エバンス、主演のジャック・ニコルソンらが続編に結集したものの資金繰りや考えの違いで何度も頓挫、脚本のエバンスが監督を兼ねたが揉めた末、ジャック・ニコルソンが監督。前作との繋がりは実父の暴行で生まれた悲運の娘キャサリンが事件に絡んでいるらしいということだけ、勿論チャイナタウンは出てこない。
前作も横溝正史のようなドロドロな家族関係がショッキングだったので余韻を当て込んだのだろうが、そもそも引きづりたくもない性虐待の逸話、しかも16年も経ってからの続編では遅すぎよう。
興業的にも当たったので関係者の思い入れは分かる気もするが独立した作品としてみれば妻の浮気に逆上した旦那の間男殺しだからそもそもしょぼい、裏があるらしいとは察するが訳の分からない盗聴テープばかり何度も聴かされるだけ、テンポのない謎解きに飽きてくる。
石油利権を絡ませる大風呂敷は前作の水資源絡みと似た手口だが盛っているだけだし、ジェイク・ギテス(ジャックニコルソン)も大勢部下をかかえるリッチな探偵事務所になった分、私立探偵ものの哀愁やノワール感も薄れてしまった。ラストの過去を消したいというキャサリンにジェイクは「過去は消せない」とのたまうが製作陣は過去の成功への未練は忘れた方が良かったでしょう。
心から愛した人
映画「チャイナタウン」( 1974 )の続編。
私立探偵ジェイク・ギネスをジャック・ニコルソンが
渋い演技で魅せる😎
調査依頼主バーマンの美しい妻キティをメグ・ティリーが魅惑的に演じていた。
「チャイナタウン」での想いを経ての本作。
誘惑されるジャック・ニコルソン💋
BS - TBSを録画にて鑑賞
意欲作だがちと難解
ジャックニコルソン扮する私立探偵ジェイクギテスは、離婚調査も好んで行っていた。しかし、今回の依頼人はモーテルの部屋で射殺してしまった。それも共同経営者だったところにある種の策謀があったかもしれなかった。被害者の妻がギテスの事務所に乗り込んで来て加害者夫婦の陰謀だと言い放ったのだった。ジャックニコルソンが監督も務める意欲作と言う事だが、殺人の物的証拠までは良かったけど、若干人間関係が複雑で分かりにくかったよ。もう一回観直すにはちょっと長すぎるね。
全4件を表示