「いつかモヒカンにして会社に向かいそう」タクシードライバー あつしさんの映画レビュー(感想・評価)
いつかモヒカンにして会社に向かいそう
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この映画は、「ジョーカー」の元になったと聞いて見てみることにした。「ジョーカー」はかなり私の心に刺さる映画だったので、どんな内容か期待があった。
内容はベトナム戦争後の帰還兵トラビスが戦争のトラウマから不眠症に悩まされ、夜間にできる仕事としてタクシードライバーとなるところから始まる。トラビスの生活はなかなか上手くいかず、鬱憤が貯まる毎日で、世の中とそこで暮らす人々に嫌気がさしてくる。
そんな中、どういう訳か政治家の暗殺を企てるようになり、実行しようもするが失敗に終わる。その後、12才で娼婦をさせられていた少女を救うためにマフィア?達を襲撃する。結果的にはヒーロー的な扱いを受け、トラビスは満足気にタクシードライバーに戻っていく。
当時のアメリカ、ニューヨークを知らないが、私はジョーカー以上に主人公に感情移入してしまった。
政治家暗殺のための準備や、決行当日にモヒカンにしていくあたりが印象的で、自分もいつかああなる様で恐ろしい。
1度見ておいて良かった作品だった。
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